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僕たちはなぜ写真に行き詰まり・思い悩むのか

お久しぶりです。しょまです。

だいぶ久しぶりの投稿になります。

2020年元旦のnoteから毎日更新を続けていましたが、2月末に今年二度目の胃腸炎になり、1週間39度の熱が続いたため更新を断念しておりました。

これからはもう少しラフな感じでnoteで自分の考えていることを残していけたらな、と思います。

さて、こんなご時世ですがみなさんいかがお過ごしでしょうか。

そういう僕は本業の方は大変忙しくしておりますが、外出もあまり良くないご時世ですからカメラマンの仕事は現在止めています。

僕含め仲の良いカメラマンの知り合いもみんな外での撮影は極力控えて、各々が力を蓄える期間に入っている印象です。

今は過去に撮った写真を使ってレタッチの勉強をしたりしているのですが、

「この写真を撮ったときはレタッチ迷っていたなぁ」

「この時期は、写真に自信がなかったなぁ」

なんて当時の写真をみながら懐かしんでいました。

現在も勉強するところはまだまだ無限にあって、日々精進していかなくてはいけない未熟者の僕ではありますが、最近写真に関してあまり思い悩むことはなくなりました。

なんでだろうかと考えていた時に自分なりに言語化できた部分があるのでせっかくなので言語化してみようかと思い、久しぶりにnoteを書きました。

本題に入りましょう。

写真を勉強し始めて、仕事にし始めて思い悩む場面は大きく分けると二つ

・撮影時のディレクション・コミュニケーション
・編集時のレタッチ作業

上記二つに分けられるかと思います。

僕が悩むのは圧倒的に後者、レタッチです。
同じ悩みを抱えているひと・抱えることが良くあるひとは多いんじゃないかと思います。

なので今回は「レタッチで思い悩む人たち」への僕が楽になった考え方のご共有です。

結論は

正解がないから・ゴールがないから

良く言われるやつです。

ではなぜ正解がなくて、ゴールがないのか?

ここが大切だと思っていて、

すでにシャッターを切った瞬間にゴールしている

からだと思います。
僕はこの正解がない・ゴールがない理由に気づいた時にふとレタッチの肩の荷が下りたんだと気づきました。

ラブグラフの教える立場にあるひとはみんな口を揃えて

レタッチは100%を120%にする作業であって、
80%の出来を補うものではない。

といった趣旨のアドバイスをしてくれます。

僕も全くもってその通りだと思うのですが、ここにある一定程度上手くなってからレタッチに思い悩んでしまう理由があると考えています。

ゴールまではまっすぐ走れてもゴールした後も道なき道をまっすぐ進み続けられる人は多くはないと思います。

レタッチに悩まないのはシャッターを切った段階で100%ではないから、明確に修正すべき箇所があるから。
(僕も表情を優先してあとで後ろに写っている人を消したりすることはもちろんあります。)

明確に直す箇所がなくなった時、ゴールについた時に初めてレタッチに本気で悩むものだと思います。

苦しんでしまうのはゴールを「レタッチを完璧に施した状態」だと錯覚してしまうから。

ゴールのギャップに気づけずありもしないゴールを探して悩みます。

(ほとんどのLovegrapherがそうだと思いますが)
僕はめちゃめちゃいい表情をしている時にシャッターを切れる自信があります。

つまりは撮影の現場でゴールにたどり着いているor片足を突っ込んでいる。

だからお家でレタッチするのはゴール・目的地をどのように彩るのか

西遊記でいったら天竺を目指すのがシャッターを切るまでで、
天竺についたあとそこでの暮らしを快適にする・豊かにするのにあれこれ創意工夫するのがレタッチ。
(西遊記が天竺についてハッピーエンドで終わるのであればの話。結末を覚えてないので間違ってたらごめんなさい笑)

話を戻しまして

僕はシャッター切るまでは最高の表情が出てきたタイミングでシャッターを切れるように、全力でコミュニケーションとって、死ぬ気でシャッターを逃さないように頑張ります。

あとは家に帰ったらゲスト(お客様)・被写体の喜ぶ顔を思い浮かべながらゴールの後の余生(レタッチ)を僕自身が楽しむこと。

こんなイメージでレタッチをするようになってから思い悩んでしまうことが僕は減ったし、レタッチの固さみたいなものがなくなったように思います。

あくまで「僕は」の話でしかないし、この話全体が誰にも当てはまらないものなのかもしれないけれど、僕は

「シャッターを切る瞬間がゴール」

これを意識することでシャッターを切ることへの熱量も質も上がったし、レタッチもより自由にできるようになった。

というお話でした。

誰の参考にもならないかもしれないけど、誰かの悩みを少しでも軽くできたら幸いです。

レタッチはゴールの後の余生といっても、そここそがカメラマン個人のセンスが光るところでもありますし、より写真が楽しくなるポイントがたくさんあると思っているのでこれからも真剣に貪欲にレタッチも勉強していく所存です。

久しぶりの投稿になりましたがご視聴いただきありがとうございました。

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