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#536 才能を発揮する

天賦の才を持った人間は、その天才だけでは鼻持ちならない人物にすぎない。彼が自分の才能を惜しみなく発揮するためには、あと二つのものを持ちあわせていなければならない。その二つとは、感謝する心と、人間としての純粋性である。

『超訳ニーチェの言葉』

「あなたの人生は、今までツイていましたか?」
松下幸之助さんは、会社の入社面接のときに必ずこの質問をしたそうです。

「すごくツイていました。」と答えた人は全員採用。逆に「いいえ、ツイていません。」と答えた人は不採用。

その理由は、周りに対する「感謝」の気持ちがある人間はいい人材に育つかららしい。

純粋な心と感謝が、能力を開花させる。

おかげさまの精神を忘れずに
これからも生きていきたい。

夏が来ると「冬がいい」と言う
冬が来ると「夏がいい」と言う
太ると「痩せたい」と言い
痩せると「太りたい」と言う
忙しいと「暇になりたい」と言い
暇になると「忙しい方がいい」と言う
自分に都合のいい人は「善い人だ」と誉め
自分に都合が悪くなると「悪い人だ」とけなす

借りた傘も 雨が上がれば邪魔になる
金を持てば 古びた女房が邪魔になる
所帯を持てば 親さえも邪魔になる

衣食住は昔に比べりゃ天国だが
上を見て不平不満に明け暮れ 隣を見ては愚痴ばかり

どうして自分を見つめないのか
静かに考えてみるがいい
一体自分とは何なのか

親のおかげ 先生のおかげ
世間様のおかげの固まりが自分ではないか
つまらぬ自我妄執を捨てて
得手勝手を慎んだら
世の中はきっと明るくなるだろう

「俺が」「俺が」を捨てて
「おかげさまで」「おかげさまで」と暮らしたい

おかげさまで

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