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#624 小さく考える

 大きな作業でも、ひとつひとつが小さくなっていれば、「なんだ、そんなもんでいいのか」「えっ、こんなの超楽ちん」という気持ちになれるからです。これを「スイス・チーズ法」と呼びます。大きなスイス・チーズの塊を一度に食べるのは不可能でも、細かく砕いて食べていけば、最終的には、大きな塊でもまるまる食べることができる、というやり方です。人によっては、「エレファント・バイト法」と呼ぶこともあります。大きなゾウでさえ、小さな肉片にしていけば、 1頭まるまる食べることができる、という方法なので、まったくいっていることは同じです。大きな作業を目の前にすると、私たちはどうしても尻込みしますし、やる気も出てきませんが、それを分割してしまえば、なんとでもなります。そのときのコツは、もうこれ以上には分割できないよ、というくらいに分割してしまうこと。

面倒くさがりの自分がおもしろいほどやる気になる本

問題はできるだけ細かく分割する。

問題が大きすぎて、
何から手をつけたらいいかわからない。
そうなったら終わりだ。

大抵の場合は、問題の大きさに負けてしまう。

「これならできる」というところまで持っていく。

エレファント・バイト法。
複雑化した現代を生き抜く大切なスキルだ。

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