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#535 肩書き

ふだん、誰かの人格そのものとか生の彼自身というものをあらわに見ることはあまりない。なぜならば、仕事の忙しさとか、世間的つきあい、肩書きや立場、能力や才能といったもので、本人の中身が化粧のように覆われて見えなくなっているからだ。だから、彼の仕事がなくなったとき、もはや才能も能力も地位も使えなくなったとき、彼自身が実際にどういう人間であるのか、多くの人の眼にさらされることになる。

『超訳ニーチェの言葉Ⅱ』

仕事を終えた時、
私には何が残るのか?

肩書きがなくなった時、
これからどう生きるのか?

自分の仕事に、肩書きに人が
集まっていたのなら、
それがなくなった途端に
人は間違いなく離れていく。

だからこそ「在り方」が大事なのではないか。
在り方だけは、仕事が終わっても
奪われることはない。

在り方に人が集まる人間になれ。

100年人生。
仕事が終わっても、
長く生き続けることになる。

老後の備えは、貯金と貯人。

人生の終わりをどのように過ごすか。
今一度、考えていきたい。

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