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#551 詰め

百里を行く者は九十を半ばとす。

『戦国策』

9回2アウト2ストライクまで勝っており、
あと一球で勝利は決まる。
そのようなところからの
逆転劇を数回見たことがある。

詰めが甘いと言えばそれまでだが、
最後まで最初の慎重さを
忘れないことの大切を感じる。

勝った、終わった、
あと少しだ、早く終わらせたい。

車の事故も家に着く直前が多い。
「着いた」と気を緩めてしまう。

このような思考が平常心を失わせる。
思考停止の状態だ。

過度に緊張しろというわけではない。
最後まで丁寧にやり切る。
ただそれだけだ。

2000年前から言われてること。
大事だから残っている。

重要でなければ、時代と共に消えていく。
時代を生き抜いた教えには必ず意味がある。

謙虚に、そして丁寧に
古の教えを吸収していきたい。

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