2ヵ月で5倍の利益!?Avalancheが買われる理由
こんにちは。ルピナス暗号資産ナビゲーターのshibaです。
暗号通貨の一つ、AVAX(Avalanche、アバランチ)がぐんぐん価格上昇しています。
なんと10月に$8ぐらいだった価格が12月には$40を超えてしまいました(2023年)。
つまりたった2ヵ月で価格が5倍になってしまったということです。
今回はこのAvalancheというブロックチェーンをご紹介します。
この記事は、暗号資産(=仮想通貨)投資コミュニティ、ルピナスの投資講座の内容に基づき書いています。
暗号資産の投資からWeb3.0、ブロックチェーンのことなど、暗号資産を取り巻く情勢について解説しています。その目的は暗号資産投資のリスクヘッジであり、より小さなストレスで最大の利益を得ることです。
私自身もこの記事を書きながら勉強している身で、この記事を読んでくださるあなたと共に学んでいければと思っていますので、どうぞよろしくお願いします。
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また、ルピナスのホームページでは、暗号資産に関わる様々な情報提供を行っていますので、併せて参考にしていただければと思います。
※本記事では、仮想通貨、暗号通貨、暗号資産などの用語が登場しますが、これらは基本的に同じ意味です。
1.Avalancheってどんなチェーン?
Avalancheとは、Ethereumのようにスマートコントラクトを実装できるdApps開発のプラットフォームを提供しているブロックチェーンです。
つまりAvalancheは、レイヤー1ということになります。
いきなりレイヤー1と言われても何のことかわからないですよね。
レイヤー1というのは、取引内容を一定期間ごとにブロックに記録していくブロックチェーンのことを言います。
下記のCoinMarketCapやCoingeckoのようなポータルサイトを見ると、今や2万種類以上あると言われる暗号通貨が時価総額の順に並んでいます。
・Coinmarketcap
・Coingecko
でも全てのコインがブロックチェーンの仕組みを持っているわけではないんです。
いくつかのレイヤー1と呼ばれるブロックチェーンの仕組みの上に開発されたdApps(Decentralized Applications)と呼ばれるアプリケーションは、レイヤー1のブロックチェーンを利用して取引を記録していくようになっています。
■dAppsって何?
dAppsという言葉が出てきました。
dAppsというのは、分散型アプリケーションのことです。
Ethereumの創始者Vitalik Buterin(ヴィタリック・ブテリン)が考えた、スマートコントラクトを備えたアプリケーションです。
dAppsの例を挙げると、例えばDEX(Decentralized Exchange)などがそうです。
DEXとは分散型の取引所のことで、要は無人取引所ということです。
Avalanche上で運用されているDEXはたくさんありますが、例えばTrader Joeなどがあります。
DEX以外のdAppもたくさんありますので後ほどご紹介します。
どんどん深みにはまっていくのでレイヤー1の説明はこのあたりにしておきますね(汗)
要は、Avalancheというブロックチェーンは、dAppsをどんどん開発することのできるプラットフォームだということを覚えておいてください。
こういったプラットフォームは、そのチェーン上で開発されるdAppsが増えれば増えるほど価値が高まっていきます。
なぜかというと、各dAppsの中で行われる取引は全て基盤となるAvalancheのブロックチェーンに記録されていくからです。
ブロックチェーンに記録するためには、ガス代と呼ばれる手数料を支払う必要があります。
手数料はAvalancheのネイティブトークンであるAVAXで支払われます。
dAppsが増えれば増えるほどAVAXユーザーが増える、つまり時価総額、価格が上昇していくということです。
Dapp RadarというWEBサイトがあります。
このWEBサイトはdAppsの検索や販売を行っていますが、ブロックチェーンごとのdAppの数なんかも見ることができます。
Avalancheは5位で、dAppの数は531となっています(2023年12月現在)。
EthereumやBNB Chainは4,000とか5,000以上となっていますね。
■Avalancheの価格上昇
さて、Avalancheの価格はというと、以下の図のように、たった2ヵ月で約5倍の価格急上昇となっています。
いやぁ、すごいですね。これが暗号通貨のボラティリティの魅力ではないでしょうか。
とはいえ、下落するときの勢いもすごいので経済情勢なんかも把握しつつ慎重に投資するようにしてくださいね。
2.Avalancheチェーンの主要なdApps
上でdAppの数がレイヤー1のネイティブトークン(暗号通貨)の価格や時価総額に影響を与えるというお話をしました。
なので、Avalancheやその他のチェーンが今どれぐらいdAppを抱えているのか、どんなdAppが開発されているのか簡単に見ておきたいと思います。
下表にCoinMarketCapの上位20位ぐらいに入るブロックチェーンについて、TPSとdAppの数、そのdAppの特徴をまとめました。
こういった表を作るのは、実はわりと難しいのです。
なぜかというと、正確な数字を拾えるサイトがまだあまりないからです。
今回は、Chat GPT(4)に聞いてみました。
ただCaht GPTはあまり数字に強くないと言われていて、数字がでたらめなことが多いです(笑)
なので、Chat GPTに作らせた表の数値を確認できるところだけ修正しました。
まぁおおまかな傾向だったり、チェーンごとのdAppの多少だったりはこれで把握できるかなと思っています。
この表を見ると、やはりdAppの数ではEthereumとBNB Chainが群を抜いていますね。
しかしAvalancheも相当数のdAppを抱えているのがわかりますね。
■TPSの比較
TPSというのは、Throughput Per Secondと言って、1秒間に処理できるトランザクションの数を表しています。
最初のブロックチェーンであるビットコインは、このTPSが低いんです。
その次のEthereumは、dApp開発でだいぶ先を進んでいますが、それでもTPSはまだまだ低いです。
ブロックチェーンのトリレンマのお話を聞いたことはありますでしょうか。
下図のように、スケーラビリティ、分散性、セキュリティがそれぞれトレードオフにあるという問題のことです。
この中の1つ、スケーラビリティというのがトランザクションの処理速度と密接に関わっています。
要は、処理速度が速ければそれだけたくさんの人が同時にそのチェーンで取引できるわけですね。
ビットコインやEthereumは、分散性やセキュリティに重きを置いていることもあってこのスケーラビリティが低いという特徴があります。
ただ、いずれのチェーンも処理速度向上に向けて日夜開発が進んではいますので、今後このTPSの上下関係がどうなるかはまだまだわかりません。
■AvalancheのdApp紹介
dAppのお話に戻しますね。
Avalancheには今500以上ものdAppがあります。
これは、先ほどご紹介したDapp RadarというWEBサイトで確認できます。
では実際にどんなdAppがあるのでしょうか。
先ほど表で紹介しましたが、AvalancheではDeFiやNFT、ゲーム、メタバースと言った多様なdAppが開発され運用されています。
主要なものをいくつか分類して取り上げると以下のような感じです。
専門用語が並んでいてすみません。
一つ一つを理解する必要はありません。
ここで言いたかったことは、dAppを開発しやすいプラットフォームはその経済圏(エコシステム)がどんどん拡大していきますので、ネイティブトークンが買われて価格が上がっていく傾向にあるということです。
Avalancheは多種多様なdApp開発環境が整っていますので、今後も期待されているプラットフォームの一つなのです。
3.a16zも出資していた
a16zという名前を聞いたことはありますか?
正式名称は、Andreessen Horowitz(アンドリーセン・ホロウィッツ)と言い、暗号通貨界隈では著名な投資ファンドの1つです。
AとZの間に16文字あるので、a16zの愛称で呼ばれています。
ただしa16zの出資対象は、特に暗号通貨には限られませんので留意してくださいね。
ここでa16zをご紹介したのは、a16zが出資するプロジェクトがかなりの確率で拡大・成長しているからです。
そして、Avalancheもa16zが出資するプロジェクトの1つに入っています。
一番いいのは、プロジェクトの中身を理解して今後の成長期待を込めて投資することですが、WEB3.0の世界は専門用語も多く知識取得のハードルは高いですよね。
でも著名なファンドが注目するプロジェクトというのは、それだけ成長性を期待されているとみることができます。
ですので、著名ファンドの動向を追ってみるのも、投資チャンスの発見につながりそうですね。
まとめ
今回の記事では、今価格が急上昇中のAvalancheに着目して、プロジェクトの概要をご紹介しました。
最後に簡潔にまとめてこの記事を終わりたいと思います。
■今回の記事のポイント
2023年10月から、AVAXの価格は約5倍に上昇している
Avalancheでは既に500個以上のdAppが開発、運用されている
a16zなど、著名なファンドの投資先に注目することで、プロジェクトの今後の成長性が予想できる
この記事では、できるだけ初心者の方にわかりやすく書いているつもりですが、よくわからないところなどコメントいただければ別の記事で補足していきたいと思います。
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以上、ここまで読んでくださりありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう。
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