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コンパクトシティで住みやすい香川県高松市。家族を連れて半年間限定の移住

今回お話をお伺いさせていただくのは、香川県高松市在住の池嶋亮さん(@ryo730_osaka)。

移住となると一生移住先で暮らすことを想像するのではないでしょうか?

池嶋さんは半年間限定で香川県高松市に移住という新たな移住スタイルをされています。

また、これまで様々な経験をされてきているのも興味深く
・学生時代にNY留学&世界一周
・前職はグランフロント大阪のイベントの企画・プロデュースを担当
・親子向けアクティビティを展開するNPO法人の元関西代表
などなど。

旅好きで様々な都市を見てきた池嶋さんが、大阪から香川県高松市へ移住された経緯などお伺いしていきたいと思います!

池嶋亮

池嶋亮(いけしまりょう)さん
1988年生まれ、大阪府出身。高松市にあるコワーキングスペース「Setouchi-i-Base」のコーディネーターを務めている。学生時代、コンサート運営会社のアルバイトを通じて街のエンターテイメントによる活性化に興味を持ち、NYへ1年間留学。その後、世界20ヶ国30都市を旅し世界一周を経験。帰国後は、グランフロント大阪でイベントの企画・プロデュースを担当。会社員として働く傍ら、親子向けアクティビティ「チャンバラ合戦-IKUSA-」というイベントを運営しているNPO法人ゼロワンで関西代表を務めた。現在は大阪から香川へ半年間限定で移住をしている。

大阪から香川へ移住された経緯

田中:本日はよろしくお願いします!

池嶋さん:よろしくお願いします!

田中:早速なんですが大阪から香川へご家族で移住された経緯をお伺いしてもよろしいでしょうか?

池嶋さん:昨年「子どもが生まれたこと」と「改めてキャリアを考え直したいと思ったこと」これら二つのタイミングが重なり前職を退職したのが始まりです。
そして会社を辞めた後、仕事で大変お世話になった方から「香川にきませんか?」という仕事上のお誘いがあり香川へ移住することになりました。

田中:ご家族での移住ということで、パートナーから反対はされなかったんですか?

池嶋さん:もちろん妻とは色々相談して検討した上ですが、移住については快諾してくれました!
奥さんも僕に負けないくらい好奇心旺盛な人なので。
彼女のご両親もいわゆる転勤族だったので、土地が変わることに対するネガティブな反応はなかったです。

半年間限定の移住とは?

仕事の都合上で「半年間」という期間限定で香川県へ移住されることになった池嶋さん。実際に移住されてみてどのような感触だったのかお伺いしたいと思います。

インタビュー

池嶋さん:半年間限定の移住は、正直めちゃめちゃおすすめです!

田中:なぜおすすめなんでしょうか?

池嶋さん:まず移住にともなって不安な要素を全て書き出したんですよね。

自分の努力で「なんとかなる範囲」と「なんとかならない範囲」に分けて考えてみました。
例えば「なんとかならない範囲」だと、子どもの教育環境とか職場環境や県民性とか。
「なんとかなる範囲」は、友達を作るとかパートナーとの関係性とか家族の生活をどう豊かにするかなどです。

整理して分けて考えてみると、自分の努力で「なんとかならない範囲」の不安要素は半年間の移住だから気にしなくていいいことが多いと気づいたんです。

田中:確かに「なんとかならない範囲」の不安要素って実際に住んでみてから長期的に解決していくようなものばかりですね!

池嶋さん:そうなんです!
半年間という限定的だからこそ目をつむれることが多くありました。

田中:逆に半年間の移住においてデメリットだと感じた点はありますか?

池嶋さん:そうですね…これは半年間限定というよりもコロナ禍という状況が大きいんですけど、香川を満喫仕切れなかったという点ですかね。

通常であればランチをしている有名なお店とかが夜しか開店していないとか、定休日が増えているお店もあり…。
本気の香川県をまだ感じられてない部分はあると思います。

移住後に気づいた香川の良いところ

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池嶋さん:香川県高松市に移住して良いなぁと思ったのは「コンパクトシティ」なところです。

田中:なるほど、それは都会と田舎のいいとこ取りみたいな認識で合ってますか?

池嶋さん:合ってます!

田中:実は昨年発表された「生活満足度」が高い都道府県ランキング2020で香川県は3位になってまして。
2位は福岡県、4位は石川県とそれぞれ博多市・金沢市というコンパクトシティがある点で香川県高松市も共通してますし、そこは大きな魅力ですよね。

池嶋さん:そうですね、1時間以内で様々な場所にアクセスできるのは大きいです。
そうゆう意味で考えると、島あるし山あるし程よい都市もあって、より都会にいくなら岡山とか大阪もすぐ行けますしね。

田中:確かにずっと住んでいたら気付きにくいですが、幅広い要望を満たすアクセスの良さが香川県にはありますね。

移住後のお仕事について

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こちらは現在池嶋さんが働いている香川県高松市のコワーキングスペース「Setouchi-i-Base」です。どのような仕事をされているのかお話を伺いました。

池嶋さん:現在は、香川県高松市のコワーキングスペース「Setouchi-i-Base」で、コーディネーターとしてお仕事をさせてもらっています。

田中:コーディネーターとはどんなお仕事をされているんですか?

池嶋さん:ざっくり言うと、香川県でいろんなことをやりたい人をサポートする仕事です。

具体的には、誰かが人を探していたら人と人とを繋げたり、資金援助を求めていたら銀行やVC(ベンチャーキャピタル)を紹介したり。
他にも企画の壁打ち相手になったりもします。

特にコワーキングスペースの会員さんだとより密にコミュニケーションをとれるのでそういった対応をしたりしています。

田中:なるほど、確かさまざまなイベントやYouTubeでの情報発信もされていますよね?

池嶋さん:そうですね、例えば人と人とを繋げるといってもまずは我々が多くの人と関係性を持っておく必要があります。
そこで香川県内でおもしろい活動をしている人たちに、Setouchi-i-Baseを発信の場として活用してもらうためにイベントやYouTubeにお招きしたりしてます。

イベントの様子

こちらはとあるイベントの様子で楽しそうな雰囲気が伝わってきますね。
ここから新たな人脈やきっかけが生まれます。

Setouchi-i-BaseではYouTube上でも発信をしています。
これは「キニナルせとうち」という瀬戸内で活動している“ちょっと気になる人”をゲストにお招きし、その活動内容や今後の展開などについてお話を聞いていく配信番組です。

Setouchi-i-Base(セトウチ・アイ・ベース)
営業時間:平日10:00~21:30 平日以外10:00~18:00
お休み:毎週月曜日、年末年始
料金:一般会員:8,000円/月 ドロップイン:300円/h ※詳しくはこちら
住所:〒760-0019 香川県高松市サンポート2-1 高松シンボルタワー タワー棟4・5階
アクセス:JR高松駅から徒歩3分/ことでん高松築港駅から徒歩6分

これから香川県に移住される方へ

最後に香川県に移住を考えている方にむけてメッセージをいただきました。

池嶋さん:香川県って外国人観光客など多くの観光客が訪れていた街なので民泊が多いと思うんですよ。
そこで例えば、1週間とか試しに泊まってみたらいいんじゃないですかね?

田中:一度来てみてお試しに体験してみるのがいいってことですね。

池嶋さん:そうですね、香川県内でも3箇所くらい滞在したら見えてくるものはあると思います。

田中:確かに高松市とその他の市ってまた違ってきますし、香川県に移住といっても市によって色が全く変わってきます。

池嶋さん:あとは「Setouchi-i-Base」にぜひお越しください!

田中:おっ、というと?

池嶋さん:UターンやIターンを経験してる人がスタッフや会員さんの中にたくさんいるので、人脈作りや情報を集めることができると思います!

田中:なるほど!
それは移住者や移住を検討されている方にはおすすめですね!


今回は、半年間という期間限定で大阪府から香川県へ移住をされた池嶋亮さんにお話をお伺いしました!

お話を聞いていると半年間の移住という形も「あり」だなぁと感じました。

また、最後におっしゃられていた移住する前に試しに1週間でも滞在してみるというのはまさに「百聞は一見に如かず」ではないでしょうか。

マチなみ移住サポートではお試し移住プランという移住前に短期滞在してみるプランを提供しているのでぜひご検討ください!

またより詳しいインタビュー記事はマチなみ移住サポートで公開しているのでぜひご覧ください!





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