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東急本店閉店・ハリボテ化する渋谷、残してほしい百貨店の身体芸

東急本店閉店。最後、シャッターが全て閉まるまで頭を下げている姿に、日本の良さが出ている。泣ける。

跡地には地上36階の大型複合施設が建ち、香港資本のホテルも入るとか。そんな高層ビルは日陰も作るし、誰が泊まるのか。外国の富裕層狙いか。渋谷はもはやハリボテの街。ミニシアターとハチ公像以外は魅力がない。

なお、百貨店が育んだ文化には残して欲しいものが少なくない。たとえば、素早く美しい包装の仕方や、エレベーター案内係の無駄のない流れるような身のこなしとか。あれはもはや、能や歌舞伎と同じ身体芸である。

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