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思い出補正を抜きにしてもやっぱり怖い“Jホラーの金字塔”「呪怨(ビデオオリジナル版)」【ホラー映画を毎日観る人】(356日目)

「呪怨(ビデオオリジナル版)」(2000)
清水崇監督

◆あらすじ
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妻の出産を間近に控えた小学校の教師•小林は欠席が続く佐伯俊雄を心配していた。俊雄は小林の大学時代の同級生の川又伽椰子の息子であることもあり、その事が妙に引っ掛かっていたため佐伯の自宅を訪ねる。家の中は荒れており、俊雄はどこか様子がおかしく、痣や傷も見受けられる。そして2階の押し入れで小林は伽椰子の変死体を発見する。
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やっぱり「呪怨」は怖い

何回見ても怖い

これに尽きると思います。

今回は劇場版「呪怨」(2003)よりも前のビデオ版(2000)を視聴させてもらいました。
(呪怨の映像化としては最も古いものになります)

当時、東映ビデオから発売されたこのビデオ版はあまりヒットしなかったようですが界隈では“怖い”と口コミで評判が広がり映画化が決定したようです。

ビデオがヒットしなかったことから東映ビデオは映画版にはノータッチでしたが、ハリウッド版のリメイク化権で莫大は収益が入ってきたそうです。

今作では

•小学校教師•小林と佐伯伽椰子、そして伽椰子の夫である剛雄を巡る怨念

•空き家となった旧•佐伯家に引っ越してきた村上家に訪れる悲惨な末路

•いわくつきの物件となった旧•佐伯家を扱う不動産屋

などをオムニバス形式で様々な人物の視点から話が進んでいきます。

どの話も無駄が無く、ちゃんと怖いです。

“目を見開き、大口を開けながら猫の声を発する”なんて
常人には到底思いつくことができません。

昨今のホラー映画のようなCGやVFXなどはほとんど使用していませんが古めの画質も相まってめちゃくちゃ怖いです。

栗山千明さんが村上強志の彼女•田村瑞穂として出演していたり、2000年代のJホラーには欠かせない三輪ひとみさんと三輪明日美さんの三輪姉妹の共演も熱いです。

当時16歳の栗山千明さん
存在感が桁違いです。

柳ユーレイさん、でんでんさん、諏訪太朗さんなどの名バイプレーヤーも出演されており、最近のホラー映画と比べても何ら遜色ない完成度です。

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