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大人も子供も犬もデモンズ!「デモンズ2」【ホラー映画を毎日観るナレーター】(430日目)

「デモンズ2」(1986)
ランベルト•バーヴァ監督

◆あらすじ
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土曜の夜。ローマ郊外の高層マンションの住人たちは、思い思いの週末を過ごしていた。そんな時分にTVで放送されていたホラー映画では、葬られたはずの悪魔〈デモンズ〉を無謀な若者たちが掘り返す場面が映っていた。しかしその場面はフィクションではなかった。実際に甦った悪魔〈デモンズ〉たちは、あろうことかTV画面を突き破って、現世に復活してしまう。そしてマンションの住人たちは、次々とデモンズ化していく…。(公式より引用)
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前日に見た「デモンズ」の正式な続編です。

「デモンズ」シリーズは6まで存在しますが3からは日本の配給会社が勝手にデモンズと名付けただけなので正式な「デモンズ」シリーズは2までとなります。

前作は映画館を舞台にシェリルたち若者四人がメインの作品になっていましたが、今作では高層マンションを舞台にした群像劇テイストというか様々な人々を登場させ、後半からはジョージとハンナの夫婦を中心に物語が進んでいきます。この切り替えが非常に自然で一切ブレることがありません。

住民たちがパニックになる様子や
地下駐車場の地獄絵図は圧巻です。

デモンズの登場はかなりのパワープレイというか何でもありじゃん!と突っ込みたくなる気もしなくもないですが面白かったので良いと思います。(後述します)

現在、U-NEXT、DMMTVで配信中です。

デモンズが登場する映画をテレビで見ているとその画面からデモンズが飛び出してくる

という貞子もびっくりの手法でデモンズが現実世界に現れます。

ここがめちゃくちゃ面白いです。

なぜそんなことが可能なのかはまったく分からないですし、サリーの部屋のテレビからしか現れなかった理由も不明です。

ちなみにWikipediaのストーリー詳細にはこのように記述されています。

意外と謎が多い作品です。

パワープレイにも程がありますがそこまで気になりませんでした。クライマックスでも息絶えたデモンズがテレビ画面から復活しようとするなど何かしらの関連性があるのかもしれませんが解明はされません。
(ちなみに前作でシェリルたちを映画館に招待した謎の仮面の男が何者なのか、そしてその目的が何なのかも特に明かされていません。)

あいも変わらずデモンズのクオリティは非常に高く、干からびていたデモンズが復活する描写やエグい残虐行為の数々はとても印象的でした。 

そして今作では更に子供デモンズや犬デモンズも登場し、デモンズの血は床や鉄筋も溶かすし、人間に付着するだけでデモンズ化してしまうなどの新しい要素、ゾンビよりも遥かに身体能力や知能が高い様子が伺えるなど差別化が図られており魅力的です。

前作ではイタリア訛りの強い英語を現場で失笑されたボビー•ローデスは今作ではジムのトレーナー役で出演しています。今作でもリーダーシップを発揮しています。

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