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どんな遊びも子どもの学びに。シール遊びで集中力アップ!

今日は、シールの日。シール貼りは子どもが大好きな遊びですよね!ただ、親が知らないうちにシールを見つけると、気づいた時には家中いたるところにシールが貼られている…なんてことも。

今回は、いたずらのように見える子どもの遊びの対応と、シール貼りが集中力アップにつながることをお伝えします。

●子どもの興味は邪魔をしない

家中のシール貼りと同じように、「子育てあるある」なのは、ティッシュです。ティッシュ箱を見つけた子どもはティッシュを全部出してしまい、親が気づいたらティッシュ箱は空で、部屋はティッシュだらけ…ということはよくありますよね。

このようなことがあると、親としては、シールを剥がすのが大変、部屋を片づけるのが大変と思い、つい禁止しがちです。

しかし、このような子どもが悪気がなくやっていることは「童業(わらべわざ)」といって、いたずらに見えてもそうではないことが多いのです。興味あることを、危険なものだったり、誰かを傷つけたりするものでないかぎり、見守る親の姿勢も大切です。

小さい頃は、ティッシュ箱はとってもとっても次が出てくる魔法の箱のように思えますし、シールもどこにでもくっつき、剥がしてまた違うところに貼るとくっつく不思議な紙に見えます。

大人にはいたずらに見えるかもしれませんが、子どもにとっては、こんな不思議なモノは、実験せずにはいられないのです。

やめさせることはもちろんできますが、たまには子どもの気のすむまでやらせてあげるのも良いでしょう。

●シール遊びは集中力を鍛える遊び?

シール貼りは家中貼られると大変ですが、「シール貼り」自体は指先を使って貼ったり剥がしたりするので、子どもにはかなり集中力が必要です。そのため、集中力を鍛えるのに適した遊びです。

また、指先を使うことは脳の発達にもつながります。そのため、家中に貼って禁止にするよりも、シールブックなどを用意して「ここにはいくらでも貼って良いよ」とシール貼りができる環境を整えてみてはいかがでしょうか?

シール貼りは子どもには、集中力が必要な遊びなので、親がちょっとだけ用事を済ませたい時などに、シール遊びをさせるのも良いです。今は、年齢に合った様々なシール遊びの本もあるので、家に用意しておくと静かにして欲しいときなどに役立つでしょう。

また、子どもは「シールを貼る」ことができるとモチベーションが上がるので、「歯磨きを嫌がらないでできたらカレンダーにシールを貼る」など頑張ったご褒美にもシールは使うことができます。

シール貼りやティッシュ箱などいたずらに思えるものも、子どもには物事を考えるきっかけになるので、とりあげるのではなく、やれる環境を整えてあげてみてください。

参考:【幼児向け知育シールブック厳選10選】手指の巧緻性や集中力を育み、親もすご~く助かる!|おやこのくふう