見出し画像

子どもの能力を伸ばすには?七田式・わが子の「才能のタネ」の見つけ方

今日は「スポーツの日」。毎年10月の第2月曜日に制定された国民の祝日です。
子どもにスポーツをやらせているというご家庭は多いと思います。親ならば誰しも、わが子には才能豊かで優秀になってほしいと思うもの。スポーツについても同様でしょう。
例えばサッカー選手は、「将来なりたいもの」として子どもたちに人気です。日本のプロリーグや世界で活躍する選手たちは、小さい頃から練習に打ち込み、その才能を開花させてきたと聞きます。本人の努力ももちろんですが、親御さんのサポートも並大抵のものではなかったのでないかと思います。

「わが子の才能は何なのだろう?」「どうやって見つけてあげたらいいんだろう?」と思い悩むお父さん・お母さんも多いことでしょう。そんなご両親のために、今日は子どもの才能の見つけ方についてお話しします。

●子どもの才能は「好き」から芽生える

「子どもの才能を見出すためには、習い事は早く始めたほうがいい、たくさん習わせたほうがいい。」と考えている親御さんは多くいらっしゃるでしょう。

将棋の藤井聡太棋士が幼少期に遊んでいたというパズルが話題になれば子どもに与えたり、5歳から将棋を始めたと聞けば、やはり始めるには早いほうがいいと習い事を探したり。

確かに、6歳までの早い時期に始めることは脳の発達の段階から見てもいいことではあります。パズルも、空間把握力や推察力をつけるのに大いに役立ってくれるすばらしいあそびです。

しかし、それは藤井棋士に適していたからなんです。彼の「好き」が、パズルやその先にある将棋にあったからこそ、能力が十分に発揮されたのです。

「藤井聡太くんのように育ってほしい!」と、良かれと思って与えたパズルも、まったく興味を示さず部屋の隅でほこりをかぶることに……。そんな経験をされた方もいるでしょう。

子どもたちが才能を発揮するためには、好きなことを見出すことが必要。大切なのは、わが子の「好き」がどこにあるか、それを見つけていくことです。

●子どもの「好き」を一緒に喜ぼう

子どもと接する時間が少なくても大丈夫。時間がない中でも、子どもと良質な時間を過ごし、彼らの「好き」を見つけられる親になることは可能です。

ポイントは、「この子は何に興味があるのだろう」と関心を寄せ、「○○ちゃんはこれが好きなんだね」「上手だね」「一緒に楽しめてうれしいな」と言葉をかけて、子どもの「好き」を一緒に喜ぶこと。親が子どもの「好き」を見つけていく過程は、愛情を伝える行動に他なりません。

愛情あふれる親子のコミュニケーションを通して、ぜひわが子の才能の芽を芽吹かせてあげてください。