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やっぱり自分の強みで勝負しないとダメだ

仕事をしていると、「この人にはまったく歯が立たない」という人に出会うことが多い。

いままでは漠然と、「この人と自分には天と地の差がある・・・自分とは住む世界が違うのか・・・。」と思って落ち込むだけだった。

しかし、段々と「どんな点で敵わないのか」が分かるようになってきた。

例えば、議論のファシリテーションをするスピードというか、情報の交通整理の早さでは敵わないなと分かってきた。私はゆっくり時間をかけて一つ一つ紐解いていきたいタイプなので・・・。

また、ゲームのルールを理解する力とか、将棋で勝つ力みたいな分野も自分の苦手分野だと分かってきた。あとは数字の処理とかも。。。

これ以上はかなり個人的な話になってしまうのでやめておくが、とにかく何を言いたいかというと、自分が何が苦手で、どんな点では劣っているのかがより具体的に詳細にピンポイントで分かってきたのだ。

するとただ漠然とあの人はすごい、とか敵わないとか思って自信を無くしていたのが、もっと冷静に見つめることができるようになってきた。

野球で喩えるならば、打てなかった時に「あー実力の差がありすぎたな・・・」と漠然と捉えていたのが、「やっぱり自分はフォークボールが苦手だから、フォークボールを得意とするピッチャーは苦手だ」みたいな感じ。

また一方で、「あれ、ここは俺のほうがイケてるんじゃないか?」と思うことも増えてきた。

これも野球で喩えるなら、「あの人はホームランを40本も打っていてすごすぎるけど、出塁率は意外とあんまり変わらないぞ?」みたいな感じ。

やっぱり自分の強みで勝負しないとダメだなと感じる。

はっきり言って世の中に出れば自分より頭の良い人はごまんといる。
だけど、頭が良いというのは背が高いとかそういう性質と同じにすぎないんだと思う。

背が高ければモテるとも言い切れない。
イケメンならモテるとも言い切れない。
オシャレならモテるとも言い切れない。

モテる尺度が一つではないのと同じように、
活躍できるかどうかは、なにか一つの尺度だけではないと思う。

何かしらの自分の強みと、それを使った戦略によって闘い、結果を出せば良いのだと思う。

経営やマーケティング戦略のフレームワークにSWOT分析があるが、まさにああいうフレームワークで自分を捉えて、自分の戦略を作って、なんとか光り輝きたい所存だ。

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