見出し画像

電動歯ブラシを買うところから使ってみてまでの感想

電動歯ブラシを買うまでの経緯~選び方~使ってみたところまでの感想をシェアします。電動歯ブラシが気になっている人の参考になりましたら幸甚です。

電動歯ブラシを買う前の気持ち/マインドセット

電動歯ブラシを買う前の気持ちは以下のような段階を経ていきました。

段階1:「歯ブラシに1万円以上出すのは、なんかなー。手で磨いて何も困ってないし。」

段階2:「あー、歯ブラシする時間って本当に勿体ない。。。というか、こんな便利な時代に、歯磨きだけはめちゃくちゃ原始的だな。。。なんとかならんかねこれ。。電動歯ブラシとかあるけど、どうなんだろ実際。」

段階3:「いやーやっぱ歯ブラシの時間と手間をなんとかしたい。。てか、歯磨きって一日少なくとも2回はするから、一年で730回。一回10分だとして、一年で7300分。ってことは121時間。じゃあ、やっぱ高くても電動歯ブラシにする価値はあるかー。」

という流れでした。「使用頻度と時間が長いアイテムにはお金を使うべき」という信念に後押しされた形でした。

電動歯ブラシを選ぶ過程

①youtubeとかネット検索で情報収集
これは、今の時代では電動歯ブラシに限らず、消費行動の基本動作ですよね。ただ、ぶっちゃけ色々なメーカーと種類があるけど何がどう違うの???という疑問がありました。

②店頭で販売スタッフさんに質問する
なので、店頭に足を運んで情報収集しました。
販売スタッフさんに聞きました。

色々聞いて、少しずつ概要が掴めてきました。
しかしぶっちゃけた話、こう思いました。

「えっと・・・結局何がどう違うの?A社とB社はどう比較すればいいの・・・?」

いわゆるコモディティ化じゃないけど、あんまり差が分からなかったんですね~。

なんか、たくさん機能の説明を聞きました。
でも、こう思いました。
「その機能・・・ほんとうに要るかな??」
※店員さんは1ミリも悪くないです。質問に完璧に答えてくれる紛れもないプロフェッショナルでした。

なんか、価格の幅が結構あったんですけど、じゃあその価格差っていったい何に由来するものなの?という疑問もありました。
その答えは端的に言えば、付いている機能の厚みの差でした。うーん。

電動歯ブラシのマーケティングをみて思ったこと

ここから話はちょっと商売の話に脱線します。(興味のない人はこちらはスルーしてください~。)

商品のラインアップを考える時、やっぱり、もっと消費者に違いが分かるように作った方がいいと思いました。これは電動歯ブラシの話だけではなく。
結構、家電に多いけど、AとBの違いはなんやねん!!と思うことがめちゃくちゃ多い。

あと、ネーミングも「ES-N03 WH」みたいな、ネーミング。(例えば、です。)

いや、ぜっっったいあかんやん。。
消費者/エンドユーザーの目線が抜けている気がする。。

おまけに、Amazonで見ると、小売り店には扱いのない微妙に違うモデルが売ってたりする。で、価格もちょっと違う。。

そうなると情報が散らかりすぎて「もういいや、良く分からないし、保留にしよう。。」ってなっちゃうと思う。(少なくとも私はそうなる。。)

なんか、、、もっと分かりやすいように、

「松」「竹」「梅」

で良いではありませんか!

で、それぞれの位置づけはこんな感じで・・・。
・松は最上位モデルで3万。高いけどめっちゃ機能ある。
・竹はスタンダードモデルで2万。真ん中の価格帯で、まあまあイイ。
・梅はエントリーモデルで1万。機能はミニマム、価格は一番お求めやすい。

これで良いではありませんか!

ところでiPhoneは、「13」「13Pro」「13 Pro MAX」とかだから、割と分かりやすい。。ネーミングもPro とPro MAXだから分かりやすい。

Proは本格的な機能があって(カメラとか)、
Pro MAXはそのデカい版ってことね?みたいに。

生産効率を考えても、こういう3パターンとかの方がいいと思う。
小売りの現場だって、販売員さんが覚えること少なくて済みますし。

電動歯ブラシのマーケティングをみて思ったこと②

あと、消費者のベネフィットをもっと伝えた方がイイと思いました。
生意気にすみませんが。。

「○○機能搭載!!」
とか、
「△△式を採用!!」

と言われても、
「うーむ、で、何がどう良いのですか・・・?」ってなっちゃう。
消費者のベネフィットをもっと端的に示したほうがいいと思いました。

例えば、「歯垢の落とす力が強いです」とか、
「歯と歯茎へのダメージが少ないです。優しめです。」とか、
「ぶっちゃけ歯垢を落とす力は劣るけど、着色汚れが落としやすいです」とか・・・。
(※ぜんぶ、空想で書いていますので実際の電動歯ブラシ事情は無視しています。)

かなり思うまま書きました。きっとメーカーにはメーカーのオトナの事情があるのでしょう。だからそんな単純な話ではないのかもしれません。

電動歯ブラシを使ってみた感想

さんざん文句未来への提言を述べておきながらあれなのですが、結論、めちゃくちゃ良いです!!

良い所

・めちゃくちゃ楽!です。
喩えるなら、ホウキ&チリトリ(チリトリなんて久しぶりに言いましたw)で床掃除をするのと、電動掃除機を使うのくらいの差があります。

・歯がしっかり磨かれている感じがする!さすが電動です。威力がすごい。喩えるなら、スコップで穴を掘るのと、ドリルで穴を掘るのくらい違います。

ただぶっちゃけ気になるところもあるのでシェアします。

気になるところ

①勢いがありすぎて、しぶきが飛び散るところ。

これはメーカーにもよるかもしれませんが、勢いがすごいから、しぶきが飛ぶのでリビングでTVを見ながらとかが抵抗あります。なのでしぶきが飛んでもいいように洗面台で使ってます。
でも・・そうなるとせっかく時短を期待して買ったのに、洗面所にいるとテレビ観たり他のことができないのでなんだかなーーーと。

②「ヴィ―――ン」って音がうるさくて他のことができない

文句ばっかりやな!と思ったらすみません。。
歯磨きをしている時って、だいたいテレビ観ながらとか、音楽を聴きながらとか何かをしながらだと思うのですが、「ヴィ――――ン!!」の音がうるさくて、音声がぜんぜん聞き取れません(笑)
ワガママといえばそれまでですが。。。ただ、やっぱり電動歯ブラシを使う目的の一つは時間の有効活用だったので、3分に時短できてもその時間で何もできないなら手磨きで10分かかったほうがイイ気が。。。

③メンテナンスが、これでだいじょぶか不安になる。

水で流しているのですが、なんかその程度のメンテナンスで良いのかなんかモヤモヤします。

普通の歯ブラシなら、水で流しながら、手でギュ!ギュ!っともみ洗い的な感じで後始末するので、衛生的な感じがするのですが・・・。

④歯磨き粉をつけて磨きたいから、結局電動歯ブラシで磨いた後にもう一回手磨きをしているところ

これはかなり個人的な感覚によるものですが。。
電動歯ブラシは基本的には歯磨き粉をつけません。
(つけることもできますが、少量らしいです。)

でも、いままでずっと歯磨き粉を使ってきたし、歯磨き粉を使ったあとの清涼感を得ることではじめて歯磨きを完了した気分になっていました。

だから私は電動歯ブラシで磨いた後にいままで通り手磨きをする、という二度手間を自分に課しています。

おわりに

気になるところはありつつも、全体としてはかなり満足しています。
歯磨きは毎日するものですし、歯の健康は重要だと思うので、歯磨きについては今後も工夫をしていきたいです。

※尚、特定のメーカーのレビューにはしたくないなと思い、敢えて本文中ではメーカーの良し悪しなどについては言及しませんでした。ご了承くださいませ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?