お酒とテレビの無駄問題。
無駄、と言っちゃあ各方面に失礼ですが、
昨日、ほろ酔いで浴槽にお湯を溜めながらふと思った。
「あー、お酒ってつくづく無駄だな?」
もともとアルコールに弱いのもあって大した量は飲めない質だ。
でも飲むのは好きだ。
この日も、夕飯に『ほろよい』を1本飲んだだけで文字通りほろ酔い、どころか結構酔い酔いになる。安上がりな私である。
何がどう無駄かというと。
私みたいなアルコールヨワヨワ勢にしてみると、飲んだらだいたいもう終わるんである。その日が終わる。終了。解散。おやすみ。
眠くなるし、だるくなるし、ぼんやりするし、3%ごときのアルコールを、たかだか350ml程度の摂取後にはたいした生産性が残ってないんである。せいぜい風呂に入って寝るくらいが関の山である。
それが、なんとも、無駄だ、、と感じてしまった。
簡単にいうと時間の無駄。
やりたいことをやれない。いや、やるべきこともやれてない。
(やるべきことが終わってないのに飲むのが問題とか言わない)
そもそもそんなことを言うほど分刻みで生きてないので説得力がない。
オマエさっき横になってスマホ触ってたのなんだよ、食後1時間昼寝してるよな、あと15分だけお茶休憩…って言って2時間経ってるの気づいてる??
もう一人の自分がツッコむけどとりあえず無視しよう。
今そういう話してるんじゃないの。
飲まなくても怠けるし、飲まなくても寝るんですよ。
わかってる。わかっているのだ。
でも、半強制終了されるのがなんだかもやっとするのだ。
主導権を明け渡した、なんとも心もとなさ、とでも言いましょうか。
同じような理由で、テレビを見ている時間も、時間を搾取されているような気持ちになる。半強制的に拘束されているような感覚になるので見ない。
もともとかなりのテレビっ子で、テレビ好きが高じて最初の就職先はテレビの制作会社だったし、この世で一番好きな人が放送作家の高須光聖さんだったというくらいテレビ好きだったし、テレビにロマンを感じていた。高須さんのことはかれこれ7年くらい忘れてたけど。
テレビとお酒を排除したら人生に有用な時間が増えるのかと言うとそうでもない。心許せる人たちと会ってお酒を片手になんでもないような会話をしている時間はタイムレスでプライスレス。とっても充実しているのは言うまでもなく。
ここもまた冷静に紐解いていけば、人と会って会話することが充実なので実際のところ酒はなくてもいいってことになるけど。
落合陽一がオリンピックだか大阪万博終わるまで禁酒しているらしい。忙しいから時間を確保したいからだと言う話。彼は研究者でアーティストだから、時間があればあるだけテーマを追究できるからだ……
わかる…!と思ってしまった。いや1μもわかっていないだろう。けど、理屈はわかる。
私は体力ない系なので夜は寝るしなるべく8時間睡眠を心がけているしこまめに休むので1μも彼に近くはないけれど、理屈はわかる。わかるぞ。。
少なくとも、家でのなんとなく飲みとなんとなくテレビはやめようと思った今日です。
もしもサポートいただけましたら、私もまた他のどなたかをサポートしてサポートの数珠つなぎをしていく所存です!!