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純粋に、相手と向き合える青春

最近(でもないですが)、こんな漫画を読みました。

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『この音とまれ!』アミュー

先輩が卒業して筝曲部ただ一人の部員になってしまった武蔵。四月になり新入部員の勧誘に励むのだが、部の存在自体を知らない人も居る状態。そんな彼の前に現れた、見るからに不良で筝とは縁の無さそうな新入生が入部したいと言い出して!?第1巻裏表紙より

今まで筝なんか弾いたことのなかった主人公・久遠愛(くどおちか)が、筝の家元に生まれた鳳月さとわの「音」と出会ったことから、筝曲で全国を目指す、努力と絆の青春ストーリー

系統でいくと、『ちはやふる』とかそういう感じに近いかと。
アニメ化も決まっているみたいです。

僕は5歳の頃からピアノを習わされていた(笑)のですが、筝のことはさっぱり分かりません。そんな前提でもめちゃくちゃ楽しめる漫画で、とにかく心にグッとくる名言が多い!と僕は思っています。

物語の流れもあるので、部分的にお見せしても伝わりにくいとは思うのですが、名言・心揺さぶられるシーンの一部(詰め合わせ)をどうぞ。

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この漫画は、ひたすら純粋に他人と向き合う、信頼と絆の物語だと思います。それぞれの登場人物が自分らしい在り方で、相手と接し、相手もまたそれを理解しようとする。だからこそ、部が「自分らしく在れる場」として自分の居場所になっている。

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こんな真っ直ぐな青春を僕もしてみたかったなと、読みながら思うわけです。

前回note記事「答えがある問いばかりを、教わってきたよ」でも書いたところにも近いですが、この漫画でも、登場人物たちが自分たちで正解(どんな音で表現したいのかなど)をつくっていく過程にあるモヤモヤに共感したり、グッときたりします。

ちなみにですが、ジャンプSQ.公式チャンネルで、作中で愛たちが演奏した曲の再現もされてます。
■作中オリジナル楽曲「龍星群」
https://www.youtube.com/watch?v=Y_Db88Ef6FQ

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思いっきりの自分で、ひたむきに突き進んでいけるっていいなと。どこか羨ましかったり。

13日(土)、「NPO法人だっぴ法人化5周年チャリテイーパーティー」でした。企業、NPO、教育関係者など、様々な方が50名近く参加してくださり、たくさんの方に支えられ、応援してもらっているということが、改めて、本当によく分かりました。

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終わった後に、参加された方の多くがパーティーのことをFacebookなどであげてくれていて、そういう反応の一つ一つが僕は嬉しくて、背中を押される思いです。

まっすぐな自分で、思いっきりの自分で、ありのままの自分で、この世界で、どう生きていこうか、どんな「自分だけの正解」を探していこうか。

NPO法人だっぴの活動のうえでも、大切にしていきたい部分だと僕は強く思っています。


他人を理解したいのなら、ひたすら向き合うことが必要で、それって多分、この漫画みたいに、どこか純朴で、優しい世界に近い気がするんです。だからこそ、それはとても難しいことで、少し苦しいこともあるかもしれない。それでも、そういう優しさみたいな(優しさという表現ではないけど、似たような何かみたいな)空気を、参加してくださった方から僕は感じました。

それは、とても素敵だなと。

末筆ですが、チャリテイーパーティーにご参加してくださった方々、本当にありがとうございました!

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