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正直という、理想。

最近、こんな漫画を読みました。

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『正直不動産』大谷アキラ、夏原武 (原案)、水野光博 (脚本)

「営業に必要なこと以外、客に見せも教えもしない」
そんな不動産業界にあって、登坂不動産のエース営業マン・永瀬財地は嘘を厭わぬ口八丁で売り上げNO.1を叩き出す凄腕だった。だが、とある地鎮祭で石碑を壊して以来、嘘が上手くつけなくなってしまった・・・‼
海千山千の不動産業界で、永瀬は、嘘が上手くつけない正直営業で奮闘するが!?
不動産屋の裏側を全部ぶっちゃけちゃうニュー・ヒーロー、ついに誕生。
第1巻裏表紙より

不動産業界には「千三つ(せんみつ)」という言葉がある。
「家が欲しいという話が千件あっても、契約に至るのは三件」という意味だそうですが、元々の意味は――

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ということで、不動産業界は嘘がまかり通る。むしろ、嘘をつかないと生き残れないような世界のようです。

そんな中、主人公・永瀬財地は嘘が上手くつけない呪い?にかかってしまいます。

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永瀬は、本音がこぼれてしまう体と付き合っていくべく、「正直不動産」として働いていくことを決意します。

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「本当にいいものをつくりたい、取り扱っていきたい」
この思いに、とても共感できます。

漫画の内容自体は、「ここまで暴露?しちゃって不動産業界大丈夫かな?笑」と思うくらい、不動産業界で横行している?手口が紹介されています。
「正直不動産じゃない不動産からしたら、たまったもんじゃないよな」とか思っていたところ、最新刊の帯が

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ってなってて、「そりゃそうだよな(笑)」ってなりました。


ちょっと話が逸れますが、2019年5月放送の『プロフェッショナル 仕事の流儀』で紹介されていた精肉店店主・新保吉伸さんもまた、本物にこだわる人の一人でした。

しかし、悲しいかな、本物を追求する道は得てして茨の道であることが多い。時間や手間をかけて、それうえにリスクを背負って挑むことが多い。「それは理想だけど・・・」みたいに言われることも多い。

‟夢とそろばん”
理想と成果のバランス感覚、重要だなと思います。それでも理想を持ちたいし、理想をしゃべりたいと思っている今の僕は、「理想」の方に寄っている気もしますが。笑

正直不動産の主人公・永瀬は、正直スタイルで結果を残そうと頑張っていて、僕も頑張らなきゃと奮い立たせてもらったり、もらわなかったり。笑

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