新曲「夜の星と色の話」について語る腸詰

こんばんは、柵味サラミと申します。

初投稿から15分後に2曲目を投稿するアグレッシブな腸詰です。

8月のお盆休み、大好きなVTuber、カルロ・ピノ様が連日配信をしていてその際の雑談枠で、

「色が好き」

と語っているシーンがあったのです。

簡潔に言うと、季節によって同じ緑が違う色に見えたり同じ植物なのに緑から赤に変わるというのがとてもすごいことだ、と。

「それの何がすごいの?」とか「え、普通のことじゃん」って思う人もいるかもしれないですけど、私はすごく感銘を受けて。

日々変わり映えのしない生活を続けてきていたけれど、確かにそう言われたら毎日景色は少しずつでも変化しているのに、それに見向きもしなかったのはむしろ私の方だったのだなあと気付かされました。

世界に色があることなんて、ほとんど意識せずに生きていました。

何となく起きてご飯食べて仕事に行って適当にこなして帰ってきて寝る、なんて生活をずっと続けていくのだろうなと思ったりすることも多いのですが、こういう当たり前のことを不思議に思って感動できるのは素晴らしいことだなと思い、少しでもその感動を音楽に包められればと思い製作しました。

冒頭のタンバリンは線香花火の光のイメージ。

サビの裏で鳴ってるシンセはOPで使われている楽曲の音色に合わせて。

ピノ様を象徴する美しい紫色の光と夜の雑談の穏やかな雰囲気が少しでも伝われば幸いです。

個人的にピノ様の配信はこうして気付かされることが多々ありその感性の豊かさとそれを表現する言葉の巧みさ、皆さんのコメントに対する的確でユーモア溢れる切り返しが本当に素晴らしいと思い、いつも楽しく見ています。

気になった方は是非アーカイブや、有志の方々のまとめ動画などを見て下さい。とてもお薦めです。

ーーーーーーーーーーーー

夜の海から浮かぶように
徐々に景色が色づいていく
今日が昨日より
明日が今日より
ほんの少しだけ鮮やかに

回り続ける日々のサイクルの中に
忘れていた色があると君が教えてくれた

いつもと同じ繰り返しじゃなくて
その世界は二度とない
閉じられてきたこの瞳の中に
光が差し込むような
星の瞬き
夜明けの太陽
路傍に咲いた小さな花
変わる景色が美しいことを
思い出させてくれた

泣いてしまいたい夜があっても
忘れてしまいたい過去があっても
傷ついた身体癒すように
変わらぬ笑顔の君がいるの

変わり続ける日々の海流の中で
「私は私だ」って笑う君に憧れていたんだ


夜空の中で十二色の光が
行く先を照らしてくれた
間違いだらけで傷ついてばかりでも
進む喜びをくれた

いつもと同じ繰り返しじゃなくて
その世界は二度とない
閉じられそうなこの瞳の中で
季節がまた彩られる
星の瞬き
夜明けの太陽
夏の思い出と君の言葉
もう二度と離さないように
忘れてしまわないように

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?