見出し画像

【高島プラン】2023年参加者レポート⑤

プラン参加の目的や移住を考えた経緯について

京都に生まれ育ち、京都以外では、滋賀が最も身近なまちのひとつでもあったので、移住候補を考えるなら滋賀かもと考えていました。
どのような生き方をするかは、どのような住み方をすることでもあり、個人的には、都市圏とゆったりとした気持ちで生活できる「二拠点生活」のようなことにも興味がありました。
この一年間、滋賀全域を周る機会を多々持ち、滋賀の特徴や良さを感じ、学んできました。
その中でも、高島は水や自然がきれいで、ゆったりとした時間が流れ、住民のかたが人当たりの良い雰囲気を感じてきました。
県としても移住を進めてられるイメージがあり、特に県の北東部・北西部の各地域で、盛り上がりを見せているように感じます。その中でも高島は、そのような雰囲気を感じます。

1社目の体験内容や企業の魅力について

1社目は「GOODTIMES」さまでした。
ご紹介いただいたのは、代表の初田さまでした。第一印象から、とても元気で人当たりの良い方でした。
 いろいろと事業展開されている中で、最初にシェアハウス・宿泊事業を見学させていただきました。高島の空き家を利用した旅行者の宿泊施設で、海外からの利用者も多いとのことでした。また、琵琶湖湖畔の白髭ビーチで、リクリエーションの事業もされており、そのスタッフのための休憩所としても利用されているとのことでした。
今後、こうした空き家が増えることを見込んで、いろいろと魅力的な場所をもっと探して、事業を拡大されるとのことでした。将来的には海外展開も考えておられ、とてもパワフルで前向きな行動力に圧倒されました。
起業にも興味があるので、いろいろと話されている内容から、学ぶこと、実践すべきことを知ることができたように感じました。こういった働き方ができたらいいなあ、感じることのできる会社さまでした。
最後には、白髭ビーチの施設も案内いただき、きれいなビーチで働けることの素晴らしさを感じました。また、たくさんのお土産もいただき、とても充実した時間を過ごすことができました。

2社目の体験内容や企業の魅力について

2社目は「株式会社SAWAMURA」さまでした。
 ご紹介いただいたのは、ブランド推進室、コミュニケーションディレクターの和田山さまでした。
 もともと京都や大阪で活躍されていたそうですが、魅力的な会社と出会い高島へ転職されたとのことでした。会社の魅力もあるのか、県外からの入社の方が増えているとのことでした。
 とてもデザインセンスのある会社の建物で、内装も社員が働きやすいようにデザインされていました。社員同士のコミュニケーションがとりやすいように、緻密に計画・デザインされていて、働きやすい環境だと感じました。
また、外的なデザインだけでなく、働きやすい取り組み・仕組み作りをされていて、このような会社で働けることは、精神的にもメリットがあると思いました。
建物のオフィスも見せていただき、社員さん同志も気軽にコミュニケーションを取られている様子も見ることができました。独自のコーヒーブランドのお土産もいただき、とても良い学びと気づきの多い訪問になりました

地方で“はたらく選択肢“について

滋賀は、文化的・経済的にも恵まれた近畿圏にあり、また近畿圏の中でも中部圏にもアクセスし易いという利点があると思います。
このような立地から、滋賀はある程度都会的な雰囲気もありながら、極度に田舎でアクセスが悪いわけでもなく、閉鎖的というわけでもない、いわゆる良い意味での「トカイナカ」的な県だと思います。
高島は、極度に田舎でなく、生活するには十分な大型店もそろっている「トカイナカ」で、自然に囲まれた素敵な場所だと思います。今回、休憩の時間に、白髭神社にもお参りに行く機会があり、いろいろと魅力的な観光地もあり、移住をするには、魅力的な場所だと改めて感じました。
今回、様々な点で前向きにご協力いただいた方々に感謝申し上げます。ありがとうございます。

※高島市について
滋賀県高島市は、琵琶湖の西部に位置し、平成17年1月1日、マキノ町、今津町、朽木村、安曇川町、高島町、新旭町の5町1村が合併し、新市高島市として踏み出しました。県内最大の面積を有する本市は、市の面積のうち72%が森林であり、琵琶湖へ注ぐ水のほぼ3分の1を生み出す地域といわれています。

古来より当地域は京都・奈良の都と北陸を結ぶ交通の要衝として栄え、中でも陸上交通は比叡・比良山麓を湖畔に沿って走る西近江路や、塩漬けされた鯖を運搬する街道であったことから鯖街道と呼ばれる若狭街道が主となり、これらの街道と大津方面への湖上交通の拠点である港町や宿場町として栄えてきました。
気候的には、日本海側に近いことから冬季の寒さは厳しく、積雪量の多い日本海側気候となっています。また、秋季には「高島しぐれ」と呼ばれる降雨がしばしばあります。
また、近江聖人と称えられた日本陽明学の始祖、中江藤樹先生生誕の地として知られているとともに、数多くの高島商人(近江商人)を送り出した土地柄でもあります。

平成28年には、「高島市海津・西浜・知内の水辺景観」、「高島市針江・霜降の水辺景観」や「大溝の水辺景観」が「琵琶湖とその水辺景観―祈りと暮らしの水遺産」として「日本遺産」に認定されました全国にも類を見ない景観が多く残されています。

高島市HPより

※訪問企業情報
<1社目>
会社名:GOODTIMES
住所:〒520-1121 滋賀県高島市勝野750
TEL:080-4025-1588
MAIL:info@goodtimes88.jp
公式WEBサイト:https://www.goodtimes88.jp
 
<2社目>
会社名:株式会社澤村
住所:〒520-1121 滋賀県高島市勝野1108-3
TEL:0740-36-0130
公式WEBサイト:https://www.sawamura-shiga.co.jp

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?