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【文フリ広島こぼれ話】ラッキィ池田満寿夫をご存じか?

2月25日に参加した文学フリマ広島関連の記事は大体アップしたのですが、出会いは一期一会という事で、文学フリマで出会った特徴的なお客さんの話を書きたいと思います。レポは下記の記事などをご覧ください。

実は文学フリマの前日はドーミーインでいいベッドで寝てたんですが、なぜか悪夢を見ました。
イベントの前の悪夢といえば坊主(何も捕まえられない、戦果がない)を指しますが、私も例にもれず、お客さんがだれも来てくれない夢を見たのです。
起きてからさすがにこれはないわーとのんびり構えていましたが、最初こそゆったりペースでしたが(奥のブースだったので)無事いろんな方に来訪していただけて良かったです。
毎回面白いお客さんに出会うのですが、今回もいろんな方とお話しすることができました。これも積極的に無料配布物を配ったからこそだと自負しております。中でも私の豆本を見て
「あなたは池田満寿夫さんをご存じですか?」と尋ねられたおじいさまが一番印象に残りました。


こんなのを作られていたそうです。まあ美しい。

池田満寿夫氏は総合芸術家としてのお名前は知っていましたが、豆本を作られてたのは存じ上げませんでした。私が小学生の頃のお話のようですね。

割と熱く語られてましたが、語る割に買ってもらえないのが文学フリマってところです。ちなみに購入される方はあまり語られません。たくさん買われる方は特に「これとこれとこれ!」ってな感じでズバッと指さされてすぐに帰られるのが特徴です。
どちらもお客様としては面白いなあと思いつつ、お相手させていただきました。こうやって調べることもできてお得!あのおじいさまは私を賢くするために現れた妖精かもしれません。

そういえば池田といえば私の世代は「ラッキィ池田」氏のほうがなじみがあるのですが、昔物まね番組でラッキィ池田氏が池田満寿夫氏の物まねをしていたのを思い出しました。

そのおじいさまがずっと池田満寿夫氏について真面目に語っている中、私の頭の中はずっと
「ラッキィ池田満寿夫」というワードが駆け巡っておりました。

口からでなくて本当に良かった。

文学フリマ広島では会社の先輩お二人が来訪されたり(しかもとき子さんのお友達だった!)、一昨年の文学フリマ福岡の時に店番していただいたFacebookのお友達の娘さんが興味を持って遊びに来ていただいたり、はたまた以前から追っかけさせていただいている作家さんたちから本を購入していただいたり、お土産をいただいたり……と、来客数や売り上げとはまた違う意味での思い出深い交流が図れたなと満足しています。

出会ってくださった方、ありがとうございました!

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