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三組に一組は離婚する?の嘘。数字は嘘をつく

前々から不思議に思っていた話ですが、離婚率ってどうやって出してるんだろうとずっと思ってました。

だって、結婚したカップルを追いかけるにも手間がかかり過ぎるし、でも数字としては毎年出てくるし。
となると簡単な計算方法があるはずじゃないかと。

そこにこの記事です。
確かに離婚率という数字では嘘じゃないけど、結婚したカップル全体のうち三組に一組が離婚している、というのはだということが分かりました。スッキリ。

離婚率を出す計算式は、
離婚したカップルの数÷結婚したカップルの数×100=離婚率
となりますが、すべての数値は(その年に)というワードが含まれます。
離婚したカップルに関してはその年までに結婚していたカップルが離婚するわけですが、結婚したカップルは確実にその年に結婚したカップルの数。

結婚率自体が年々下がっている昨今、そりゃ離婚する割合は増えるわけです。
総合的な数値として出すのは一組ずつ結婚した年度を記録し、その年度で結婚したカップルが離婚していた率を割り出さないと正確な数値は出ませんが、現状それを追うのは不可能に近い事。

というわけで、現実的に三組に一組の離婚は嘘であるということが分かるわけです。

離婚するということは割と普通だし、私もバツイチですが、だからと言ってみんな離婚してるよってのも違う話。
表面上の数値に騙されぬよう考える力を養うことも必要ですなあ。

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