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ミスしても落ち込まなくなった理由

ここ数年気が付けばミスをしても落ち込まなくなった。
仕事しかり、プライベートしかりである。

まあ自分に期待をかけすぎなくなったから、と言うのが最大の理由だが、加齢も一因ではないかと思っている。

おばちゃんは図々しい、とよく言うが、私もアラフィフという事もありかなり図太くなってきたと思う。いや元々図太かったのだが特にあきらめと開き直りが加速してきたように思う。

昔ぐずぐずと落ち込んでいる私に母が言ったことがある。
「誰も殺さなきゃ大丈夫」

私が医療関係に勤めていなくて幸いだが、実際人の生き死にレベルの過ちを起こさなければ悩むだけもったいないのかもしれない。
落ち込んでる間に時間は過ぎるし、そもそも落ち込むことは物事を解決に至らしめない。という単純明快なシステムに脳が直結してきたのだろう。

忘れるという機能も人にはあるが、それも年々進化してきている。忘れっぽくなるという事が悪いことのように思われがちだが、それは進化だと考える。それと同様視力が落ちていくのも、余計なものを観なくても良いという神様から与えられた特権なのかもしれない。

そう思うとシミやしわもなんだか神様からもらった勲章のように思えてくるから不思議である。

物事には裏表あり、良いことも悪いことに、悪いことも良いことに言い換えることが出来る。

年を重ねるのも悪い事ばかりじゃないようである。

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