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2月18日 進む時、留まる記憶

日記を溜めた。

小学校の絵日記を書かずに溜めたのと一緒だ。

まぁ、これが自分だと思い知る。

これを書いているのは21日の夜だ。

さて、この日は久しぶりに実家に行った。

母から連絡があり、父と一緒にメガネ屋に連れて行ってほしいとのことだった。
妹夫婦が近く(と言っても市内なのだが)に住んでいるが、この日は都合がつかないとのこと。
やむなく自分に連絡が来た。

幸い、1日空いている日だったので、快く引き受けた。

思えば、妹夫婦の子の入学祝いの会もできず、正月にも集まれずにいたので、去年の正月以来ではないだろうか。1年も会わなかったのは生まれてこの方なかった気がする。

久しぶりに会って、色々感じた。

母が思いのほか元気だったこと。よかった。相変わらず口が達者なところは閉口するが。
父は顔色はいいが、頭も体も衰えてきていること。仕方ない。それでも食事はしっかり摂る。食べることは生きることだなぁ、と思う。
たまには両親に会うことがお互いのためでもあるな、ということ。自分自身を振り返る機会になる。

実家の周辺にもいろいろ変化があった。
隣の家が売却されて貸しに出されることだったり、反対側にあった空き地がついに買い手がついて3月から再開発されることだったり。よくもあんな空き地を買う人がいたもんだ。

時が経てばいろいろ変わる。
自分の実家とその周辺がいつまでも自分が子供の頃のようにあるとは限らない。

そう言えば、実家の近所にあった駐車場も宅地の建設工事が始まっていたっけ。

子供の頃の同級生たちはどうしているだろうか。
実家に行くと、そんなことを思い出す。

記憶は変わらないが、現実の風景はどんどん変わっていく。

時は進む。記憶は留まる。

どちらに生きるかで、人生の彩りも変わるのだな。

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