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できる人がもっている感覚とは

朝からビビッと来る記事を発見した。

ビビッと来たのには理由がある。
たぶん自分もこんなふうに働きたかったんだろうなぁ、という憧れに似た感覚。「働きたかった」って、もはや過去形だな(苦笑)。
まぁ、いまの働き方に自分は満足していますのでね。

もうひとつは会社という組織で働いているのに「個人事業主」という感覚を持って働いているということ。

最近になってようやくこの「組織の中での個人事業主的感覚」についての記事を目にするようになった。実際には会社という組織に属しながら「個人事業主」として会社と契約して働くというスタイルも出始めている。

会社員時代を振り返ってみると、何度か「社長になったつもりで」とか「経営者になったつもりで」という話をトップから聞いたことがある。

当時は、なるほど、と思いながら働いていたが、実際に個人事業主になったときに初めてその感覚がわかった。私の場合は会社員として個人事業主の感覚になることはできていなかったのだろう。

多くの人にとって「経営者」の感覚はわからなくとも、「個人事業主」の感覚になることに対しては比較的ハードルは低いのではないだろうか。

自分が固定給ではなく、その月の仕事の成果によって報酬が決まったり、期日までの成果によってその先の契約の有無が判断されたりする。そんな働き方はどうだろう。

なかなかスリリングではあるが、自分の仕事への責任感やコミットメントの具合が変わるように思う。本気で仕事に取り組むだろうし、本当の力が試される。スキルアップの必要になるだろう。そう考えると、自己責任で仕事をする範疇が広がると言ってもいいのかもしれない。

会社に属するというのは一定の安心感がある。給料が保証されていたり、福利厚生があったり、安心できる仲間や助け合える仲間が近くにいたり。そんな会社のいいところを活かしつつ、気持ちを「個人事業主」の感覚にして働けば、上記の記事の竹崎さんのように活躍できる人材になるのではないだろうか。

そんな個人事業主の感覚は社会人としての力量を高めるために、一人ひとりに必要な感覚なのではないかと、この記事を読んで改めて思った。

独立・企業を考えている人は、会社にいるうちにこの「個人事業主感覚」で働いてみるといいだろう。税金のことも年金のことも、仕入れのことも販売のことも全部自分で考えてみるといい。経営者感覚に近い視野の広い仕事感をもってこそ、独立・起業もうまくいくのだと思う。


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