Mambo〜？
みなさま、こんにちは！
Kyaloです！
今週は同期が任地に遊びにきてくれたり、
久しぶりに2日間停電したりと、
ちょくちょくイベントがありました！笑
今週も振り返っていきたいと思います！

☆JUMATATU☆

週の初めに3コマの授業。
いまだに、英語とスワヒリ語を使いながら授業することに少しストレスを抱えていて、1日の疲れがどっときます。笑
折角同期が遊びにきてくれたのですが、金曜日にできなかったノート点検や教材作り、先週の復習プリントの作成などなど、タスクがたくさんあったので、おもてなしをするどころか、全て手伝ってもらいました笑
（同期が元教員で本当に助かった… ありがとう。）

◯授業◯
1G：直方体の表面積の授業。日本でもそうですが、ケニアの子たちは3次元のイメージが不得意な感覚があります。それでも簡易的に作った立体たちを見せると、「お〜」という反応で「理解しやすい！」といってくれるので、作った甲斐があったな〜と思いました！
1B：平面図形の面積の授業。僕が授業を担当してからマス計算を始めた効果が少しずつ出てきて、答えを求めるが早くなってきています！

◯放課後◯
折角同期が来てくれたので、同僚の畑へいきました！
水やりや果物の収穫をして、恐らく満足してくれたのではないかと思っています。笑
そして同僚の畑にあるオレンジが隣人に盗まれているとの話が…
ショッキングな出来事ですが、こういう出来事があると、「あー外国人だけじゃなくて、ケニア人同士でも盗みとかそういうのがあるんだな」と思わされます…
（だからより外国人の僕は気をつけないと）

☆JUMANNE☆

この日も提出物のチェックなどに追われました…

◯授業◯
1G：三角柱の表面積の授業。あらゆる立体のイメージができるようになってきました！
1B：いろいろな平面図形の面積の授業。計算も早く解けるようになってきました！この日から、カンニング防止のため、ノートチェックの方法を変えました！
（授業中の問題演習で、1人の生徒を正解とチェックすると、みんなそれをコピーするだけになってしまっていました。それを防止するために、正解かどうかは言わず、「checked」だけ書くことに変更）

同期が小学校で活動していることもあり、僕の活動場所の隣にあるプライマリースクールの見学へ行きました！
そしたら何とプライマリーの教頭から「同期に是非授業をして欲しい」と無茶振りが。笑　結局、同期はそれを快く引き受けて授業をしてくれました。
（さすが協力隊(？)と思いました笑 僕の偏見が詰まっててすみませんが、協力隊にくると、臨機応変力みたいなものはめっちゃつくと思う）
僕も初めてプライマリーの子たち（Grade５、11歳くらい）の授業を見たのですが、セカンダリーの生徒に比べて
・板書写すのが遅い
・九九覚えてない
・図形ちゃんと描けない（立体の体積の授業）
んだな〜と感じました。
また校舎の中に、パソコンがあり意外と物があることにも感動。任地にきて７ヶ月くらい経つけど、知らないことがまだまだあるなと感じました！

☆JUMATANO☆

◯授業◯
1G：円柱の表面積で、側面積が長方形になること、長方形の横の長さと円周の長さが一致することまでは理解が早かったのですが、長方形の面積を求めるのに苦戦。木曜日の授業で再チャレンジしよう。
1B：台形と円の面積の授業でしたが、相変わらずよくできていました！

9月の疲れを感じたため、活動を早めに切り上げ午後からひたすら休憩しました。
そうこうしていると、夜22時頃から停電…

☆ALHAMISI☆

Wi-fiが学校に設置され、かつ定期テストの結果入力がオンラインでできるようになりました！
僕の活動場所は、僕の赴任と同時に校長が変わったのですが、その校長先生のおかげでかなり教育環境が整ってきました。
（先輩隊員の方からも聞いていたのですが、ケニアって本当にトップ次第で良くも悪くも変わります。これは後述します）

◯授業◯
1G：立体図形の表面積をコンプリート！単位変換も完。次から立体の体積の学習へ！面積を求める範囲はこれまでにないくらいスムーズに授業が進んだ印象。
1B：円の扇形の面積と立体の表面積の授業！こちらのクラスも順調。

プライマリーで活動している同期が「プライマリーと学習する範囲が重なっていることが多いね」と話してくれました。ケニアはシラバスの量が多いことが一つ課題なのですが、プライマリーの内容を重複して学習させている意味は何なのだろうという、新たな疑問が芽生えました。
（以前、セカンダリーの先生たちとプライマリーの学習範囲について話したときに、子どもたちがプライマリーで何を学習しているのかを明確に知らなかった）
ここをもう少し工夫すると1年でシラバスも終わるし、そもそもシラバス自体変えたらいいのではないかと思ったりするのですが… これは協力隊の守備範囲を超えているので、この辺で自主的に思考停止しました。笑

☆IJUMAA☆

生徒会の生徒たちは日々の活動の労いでナイロビ国際フェアへ！
こういうことも「お金がないからできない」といっている学校が多いのですが、そんなことないんだな〜と思いました。
（これも前述した内容と被るので、合わせて後述します）

◯授業◯
1G：立体の体積の授業！単位変換込みの体積を求める問題で、多くの生徒の手が止まっていました。次週、もう一度やってみよう。
1B：教室の子どもたちの座席は毎日変わるのですが、今日の座り方の僕から見て左後ろの子たちが発言もせず、演習問題も全然できておらず… 理由はわからないため、少しずつ調査していこうと思います…！

そして停電から2日間。ついに電気が戻ってきました。笑

◯お金をくすねる◯

ケニアは組織のトップ次第で、本当にまるっきり組織の状態が変わります。
（日本もそうだけど、その類の組織の状態ではないです…笑）

以前、同僚との会話で
僕：「ンジウの学校は理科室があったりして、ちょっとお金があるからいいけど、僕の同期の活動場所（学校）はお金がないらしく、給食が満足に出なかったり、教材系の物が買えなかったりするらしい」
同僚：「ンジウも前は給食もちゃんとしたものが出てなかったし、本当に物がなかった。今年からきた校長先生が、政府から出ているお金をきちんと学校に使っているからだよ。」
僕：「？？？政府からのお金をちゃんと使ってないことがありうるの？！」
同僚：「そう。それがケニアの問題でもある。政府から来たお金や物資をaccountant（各学校に会計士がいる）や校長、教頭が横領していることがある。それで、子どもたちに必要な物が買えなかったりするんだよ」

というのがありました。
８ヶ月過ごしてきて、もちろんそれだけではない状況（地域的に子どもたちのお家にお金がなかったりすることもある）があるのも見えてきているのですが、大半はこの「横領問題」にあります。
トップがきちんとお金を還元するかどうかは、もちろん協力隊の僕らにはコントロールできない所なので、もどかしいし戦いたいけど、手が届かない問題だな〜と感じています…
（ちなみに警察でさえ、意味もなく車を止め、難癖をつけ見逃してやる代わりにチャイ代（大体500円くらい）をよこせ、というくらいなので、どうしようもないです笑）

今週もお読みいただき、ありがとうございました！

昨日（9月30日）で、日本の学校を休職してちょうど1年が経ちました。
休職後、二本松での訓練を経て、ケニアに来て８ヶ月。
今週は久しぶりに2日間停電をして、「任地に来たときは、この停電もモヤモヤや葛藤、一喜一憂の原因の1つだったよな〜」とふと思いました。
停電すると、
・ろうそく🕯生活になるし、
・月の光を頼りに外の共同ボットントイレに行くし、
・スマホの充電をあんまり使いたくないのでスマホを見なくなって早めに寝るか〜となって、とても健康的な生活（人間本来の生活？）が送れる
ので、今では結構好きだったりします。
（電気はなくてもいいけど、いまだに水がない時は「マジか～」となりますが笑）

1年前の自分は、今の自分の変化を全く想像できていませんでした。
これは僕のイメージなので伝わりにくいですが、1年前に比べて本当に人間本来の根っこの部分からいい方向に前進している気がします。
一方で、今まで持っていたものを失くさないかなという怖さもあります。
（人を大切にするための想像力とか。俺はこんな生活乗り越えてきたんだというマウントをとるような人にはなりたくない。）
懐深く、温かさも持ちつつ、タフなかっこいい人に近付いていけたらなと思います。
帰国までまだまだ時間はあるので、更に成長していきたいと思います！

それではまた来週🇰🇪

Asante kwa kusoma🇰🇪
Tutaonana wiki ijao🇰🇪