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令和時代の「サブスクリプション」その可能性とは/2019/05/08 AbemaPrime出演まとめ

▼当日の記事

▼オンライン発言

▼放送中の発言

平石アナ「車とか音楽とか本とか映像系もそうですけど、物を持ちたくないんですか?手元に欲しいものとかないんですか?全部借りている状態ですよね?」

自分「元々は全部持ってました。車もありましたし、CDもたくさん。ただ、所有のコストってかかるんですよ。保持すれば保持するだけ、部屋が占領されて、掃除のコストがかかる、時間がどんどん吸い取られていく。ていう2次メンテのことを考えたら、持たない方が時間がたくさん使える。」

宮澤エマさん「そこのコアにあるのは、新しいミレニアル世代に所有欲はなく、重要なのは多くの種類から選ベてしばらく楽しんだら乗り換えられること。物に対する執着がなくなってますよね。」

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宮澤エマさん「人間はたくさんある中から選ぶこともストレスに感じますよね。たくさんありすぎると『もう誰か選んで』ってなる。」

自分「そこはポジティブに考えていいと思う。おすすめ機能が選んでくれるっていうのはこっちにストレスがかからないから、そんな機能が用意されているサービスは利用する。

僕はたくさんサブスクを利用しているが、食・生活・美容などに関しては利用していません。服は選ぶのが好きです。なので、使い分けの世界観かなと。」

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パックン「ニュースとかで読みたい記事があって、会員登録をする。無料期間が終わったらキャンセルしようと思っていたのに、気づかずに何年も支払い続けているサービスがあった。アラート的なものなんですか?何年も入会しっぱなしで利用してないですよ的な。ないんですか?松浦さん教えてください。」

自分「自分で設定すればできるんですけどね。そこが企業説明責任として『無料期間が終了しますけどいいですか』というお知らせをくれるかどうかは企業姿勢が現れますよね、正直な話。」

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平石アナ「サブスクに向いているもの、向いていないものは、どういう風に見ていますか?」

自分「モノ消費からコト消費になってきている話で、自分が体験する消費サービスが増えていると思うんですけど、消費自体がそもそもコトで消費しているものって、なかなか+αの価値を見出しにくい。

食のサブスクをやらない理由は1つそこにあって。定額でラーメンが食べられるサービスはラーメン食べるだけで他に特に何も変わらない。お金のメリットしかないものだと飽きるんですね。

そこを上回るような体験。スタバのお茶を購入するとき、スタバという空間でお茶を飲む体験にお金を払っているとも言えますよね。すごくラグジュアリーな環境化でお茶が定額なら僕は行きたいけど、毎月コーヒー豆が送られてきて自分で挽いてくださいだったら、ちょっとそれやらないかな。」

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川上昌直さん(経営学者)「世界時価総額ランキングを見ると日本の企業が入っていないのが寂しい。平成30年間でランキング外になってしまった。トヨタで1番頑張ってて40位代。サブスクで巻き返すかみたいなところはあるとは思うんですけど、はっきり言ってしまうとサブスク企業というよりはデジタルの企業がどんどん出てきていて、そこがサブスクをやっている。サブスクは1つの課金の仕方なので。」

堀さん「インフラ持っているところが強い。」

平石アナ「松浦さんどうですか?」

自分「そうですね。例えば、高度な画像映像を編集するようなソフトって昔は高価なものを購入して、パソコンにインストールしてってやっていた。でも、アドビもサブスクリプションに変わっている。今は月額支払うことで、ソフトウェアがダウンロードできて、それで使えるような世の中になってきているっていうのもありますしね。」

パックン「これだけサブスクを利用している松浦さんでも、日本のサービスは2.3個しかないんですね。」

自分「そうですね、mixiとかぐらい。mixiに関しては、ずっとネットの世界で生きてきたデータとかがあるから、まあとりあえずデータ保持しておかなきゃいけないなっていうのがあって入れてるんですけど。やっぱりこう見ると日本以外の企業が多いですね。」

パックン「でもそれ一番悔しいじゃないですか。日本語という独特な言語でもあり、世界の一角にだけある国なのに、欧米がぐんと入ってきている。そこで日本人が日本人のために作ったサービスがより流行ってもおかしくない気がしますが、何がネックで流行らないんでしょう?」

自分「オンラインの課金。クレジットカードを持っているか持っていないかっていうのも結構大きな話で。今だと、毎月払うのにクレジットカードを使用しなきゃいけないが、そのクレジットカードをちゃんと入れてくれる/くれないっていうのもあったりするんですよ。」

パックン「でも例えばね、NetflixとかHuluとかそういうのは日本の企業が向こうの配給会社と契約して日本人の消費者をかきこんでいいような気がします。」

自分「もちろんそういうことをやっている日本企業もあると思うんですよ。あるにはあるんですけど。」

堀さん「なんかね、出す気にならないんですよ。よくよく気が付いて見ると、我々日本人で会社員の時もそうでしたけど、月額でどんどんしょっぴかれるものいっぱいあるんですよ。年金だ、社会保障だ、新聞もとってる、受信料払ってるって。結構ね、積み重なっていくと意外にもうサブスクでやられちゃってますみたいなものはあって、これ以上収入も増えて来ない時代に、今日本の消費が弱ってるからそこにサービス突っ込んでも儲かるぜ!と思って、日本企業もなかなかしんどいんじゃないですか?」

パックンさん「でも、Spotifyってスウェーデンですよ。なんで日本にスウェーデンがこんなに入ってきているんだ!僕もやってるけど。」

平石「音楽サブスクとして代表的なものにSpotifyがなっちゃっていて、それがなぜ日本の企業じゃないんだっていうことですよね。」

自分「お仕事柄色々なサブスクサービスを試すんですけどその時に1番感じるのが、『入会する時に楽か否か』。使い勝手の部分で、入会する時に『どんだけ日本の企業は情報を聞くの?そんなんやってらんないよ』と思ってしまう。そこの差がちょっと大きいかなと思う。」

▼放送後の補足

放送で現状の自分の契約状況をまるごと晒されたワタクシですw。いや、もちろん許可出してますよっと。一瞬高そうに見えますが、インターネット回線費入ってますからね。そしてこれだって、そもそも本来は従量課金な仕組みを定額にしているだけですし。毎月体験にいくら払ってるのって考えたら、住居費だってそうと言えますしね。

去年の1月に #わたしのサブスク ってやってましたが、ここからも状況結構変わってます。ポイント貯めるでいうと、実はAmazon よりANAマイルに変えてたりとかもありますし。

振り返って言えるのはレコメンドの気持ち良さがあるのであれば、サブスクリプションに身を委ねるのはあり。選択するというコストすらも下げられるので。一方で、コト消費にこだわりがあるならば、そこにサブスクリプションを無理やり投下しなくてもと思います。

モノ消費のサブスクリプションで欲しいのがあるとすれば、下着のサブスクリプションかな。3ヶ月ごとに同じものが送って来てもらえる。体型が変わらなければ、あと勝負下着的なコト消費に微塵も拘りがないので(笑)、ユニクロとかやってくれないかな〜




クリエイターというわけではないですが、受けた支援は自分のモットー「みんなでしあわせになろうよ」のために使います!