茂 奈月(Natsuki Shige)

10歳の頃に最愛の母が心の病に。20年以上の苦しみからやっと抜け出した今、「過去の私の…

茂 奈月(Natsuki Shige)

10歳の頃に最愛の母が心の病に。20年以上の苦しみからやっと抜け出した今、「過去の私のように今苦しみの中にいる人たちの心を守りたい」という夢をもつ。自由•好奇心•学びを愛する。歌う、文章書く、1人か2人でお話するのが好き。認定心理士/社会福祉主事/児童相談員/第二種電気工事士。

マガジン

  • 15年間スマホ依存だった私が、スマホをマイクに持ち替えてみた

    15年間スマホ依存だった私が、スマホをマイクに持ち替えたら奇跡がおきたお話。

最近の記事

異文化交流【七夕andそうめん流し】イベントレポート!!!〜西海市「竹の家」にて〜

皆さま大変お久しぶりでございます、生きております、しげなつきです。 えーいきなりですが今回ですね、「七夕」と「そうめん流し」という日本の二大文化(ちょっとおおげさに言ってみました)を外国の方々と一緒に楽しもうとイベントを開催してみました!(急すぎる展開) 結果大成功に終わりましたので、報告レポートいってみたいと思います!(パチパチパチ) 主催者:ここちゃん、しげ 参加者:ペギーさん、ソフィアさん 開催場所:竹の家(https://takenoya-nagasaki.co

    • 桜と息子と、それから猫と。 〜息子からの贈り物〜

      働くママにとって一番ドキッとする瞬間。 それは、【保育園からの着信】。 「いつもの元気がないので、よかったら今日は自宅でみていただけませんか?」 (たしかに少し風邪ぎみだったけど朝からも元気いっぱいだったんだけどなぁ…)と思いながらもお迎えに行ったら、私の顔を見るなりニヤリとする息子。 この演技派め… と思ったけど、先週は土日も予定があって丸一日息子とゆっくり一緒にいられる日がなかったので、今日一日は 【ママとベッタリラブラブデー】 にしようと決めて、そのまま公

      • 「母親」という仕事を辞めたい。そんな想いを抱えて眠れない夜に書いた詩。

        あなたを一番近くで抱きしめられる日々は いつまでつづくのかな ほっぺにキスをしてはにかむあなたを いつまで見つめられるのかな あなたにとって一番の私は もうすぐ終わりをむかえるのかな あなたに心からの愛を与えてくれる女神様よ どうかお願い私のもとにあらわれて あなたの幸せを誰よりも祈っている どうか未来のあなたが幸せでありますように どうかあなたがあなたらしく輝いていますように どうか自分を大切にできていますように どうか自分を信じる強さをもっています

        • 【第十話】音楽塾ヴォイスの存在を知った日

          先生から返ってきた言葉。それは、 「アウェイ感でしょう」 というものだった。 「…それだ。」 確かにたくさんの人は自分の目の前にいて自分の歌を聞いてくれている。 しかし、この人たちがここにいる目的は、決して私ではないということだけは確かだった。 名前も顔も知らない奴が急に出てきて、子どもたちのステージの前に何か歌っている。 きっとほとんどの人からは、そのくらいにしか思われていないんだろうなぁと肌で感じた。 きっとこの感覚は、ステージに立ち始めたばかりの人たちの

        異文化交流【七夕andそうめん流し】イベントレポート!!!〜西海市「竹の家」にて〜

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        • 15年間スマホ依存だった私が、スマホをマイクに持ち替えてみた
          10本

        記事

          【第九話】奇跡が起きた日

          2020年11月14日。 いよいよ本番当日。 昼間のぽかぽか陽気とは裏腹に、夜の稲佐山はまるで真冬のような寒さだった。 こんなこともあるだろうかと、こっそりと背中に貼るカイロをペタっと貼っておいた事は、我ながら良い仕事をしたと思う。 リハーサルまでしっかりさせてもらい、いよいよ私が歌う時間になった。 ステージの順番は私が一番で、その次に子供たちのダンスと合唱が待っていたので、会場は我が子の晴れ舞台を楽しみにしているお父さんお母さんでいっぱいだった。 司会の方から「

          【第九話】奇跡が起きた日

          【第八話】奔走していた舞台裏

          私のFacebookに届いた一件のメッセージ。 その内容は 「来週稲佐山でイベントがあるのでそこで歌いませんか?」 というものだった。 たまたま私がFacebookで歌っている動画をそのイベントスタッフのIさんが見ていたらしい。 はい?私が?稲佐山で歌う??? 私は混乱していた。 長崎で稲佐山といえば、とても有名な歌手たちがライブをしているイメージがあった。 そんなところで私が歌うの?どういうこと? よく状況がつかめないまま、とりあえずやれる事は何でもやって

          【第八話】奔走していた舞台裏

          【第七話】奇跡の予感

          「スマホ依存 漫画」で検索してヒットした本。 それは、まさかの私が大好きなゆうきゆう先生の本だった。 タイトルは、『マンガで分かる心療内科 依存症編(ネット•スマホゲーム•ギャンブル•ポルノ)』 「なんだ!今の私にぴったりの本書いてくれてたんだ!」と、私はすぐにその本を注文した。 届いた本のページを早速めくると、さすがはゆうきゆう先生。 基本はギャグ漫画なので、たまにプッと吹き出しながらサクサクと読み進められる。 どうもこの本の内容によると、依存症の克服に何よりも

          【第七話】奇跡の予感

          【第六話】挑戦には怒りがともなう

          これまでの話はこちらから⬇︎ https://note.com/shigenatsuki/m/ma63a96cdcf00 私は確かに、医師やカウンセラーなどの専門家がスマホ依存をテーマに書いている本のページをめくった。 しかし、いくら本を読み進めてもどうにもこうにもストンと胸に落ちる話や、ぜひこの情報を広めたい!という思いにならず、以前のように筆が進まない。 なぜだろう…。 やはり私が活字アレルギーだからだろうか? 本に書かれている内容はというと、想像していたよりも

          【第六話】挑戦には怒りがともなう

          【第五話】第三者の意見ほど耳を傾けよ

          「私と息子のスマホ依存は別々の課題だと気づいたんだ!」 そう自信満々に語る私に、発達障害者支援センターの相談員の女性がかけた予想外の言葉。 それは、次のようなものだった。 「課題を分離するのは確かに大切なことです。 ただ、息子さんのスマホ依存という課題を先延ばしにしすぎる事はあまりオススメできません。 いざその問題の解決に踏み出そうとしたときには、もうお母さんよりも身体も大きくなり、力も強くなっていた場合、スマホを取り上げた場合に、今の息子さんのように「ただ泣いて怒

          【第五話】第三者の意見ほど耳を傾けよ

          【第四話】化けの皮が剥がされ丸裸になった心

          私が古ぼけた小さな図書室で、ふと手に取ったー冊の本。 その本には、 「アドラー心理学」 と書いてあった。 「アドラー心理学」と言えば、『嫌われる勇気』という青い表紙の本を思い浮かべる人も多いのではないだろうか。 「うわっ…なんか難しそう…」と感じてしまった勉強アレルギーの方も安心してほしい。 私が手に取ったのは、活字本ではなく漫画である。 精神科医のゆうきゆう先生が書かれた本で、内容は大変ふざけた…いや失礼、私のように無知な人間でもサクっとわかるように難しい精神

          【第四話】化けの皮が剥がされ丸裸になった心

          【第三話】ふいにおとずれた一筋の光〜スマホ依存脱却物語〜

          私がスマホ依存の実態を知ることに大きな抵抗があるもう一つの大きな理由… それは息子の存在である。 はじめに伝えた通り、私にはもうすぐ2歳になる息子がいる。 息子が最近私たち両親や祖父母の顔を見たとたん、必ずと言っていいほど発する言葉がある。 それは、「ブーブー!」 「車が好きなんだね!」 「車で遊びたいんじゃない?」 と思われた方も多いだろう。 それがリアルな車のおもちゃを想像しているのであれば残念ながらハズレ。 この場合の息子の「ブーブー」は、 「今すぐ

          【第三話】ふいにおとずれた一筋の光〜スマホ依存脱却物語〜

          【第二話】99%の不安と1%の期待〜スマホ依存脱却物語〜

          第一話はこちらから➡︎https://note.com/shigenatsuki/n/n741b67fbfefb 【第二話】99%の不安と1%の期待 〜スマホ依存脱却物語〜 「あぁ…私はなんてバカなことを始めようとしているのだろう…」 「でも、もしかしたらこの先には明るい未来が待っているのかもしれない」 今私は、そんな大きな不安とほんの少しの期待の渦の中に迷い込んでいる。 相変わらず私の目の前に転がっている恐ろしいタイトルの本たちのページは、いまだめくられていない。

          【第二話】99%の不安と1%の期待〜スマホ依存脱却物語〜

          【第一話】発達障害の主婦がスマホ依存と向き合ってみることを心に決めた日

          『スマホ依存の親が子供を壊す』 『スマホ依存から脳を守る』 見ているだけでめまいがしてきそうなタイトルの本たちが、今私の目の前に転がっている。 どうも今の私には、この本のページを開く覚悟がまだないようである。 その証拠に、こんなどこの誰かもわからない、誰からも望まれていない自叙伝らしきものをつらつらと書き出してしまった。 なぜわざわざそんな本を読もうとしているのかって? 答えは簡単。 何を隠そう私自身がスマホ依存だからである。 正確には、 「自分が本当にスマ

          【第一話】発達障害の主婦がスマホ依存と向き合ってみることを心に決めた日

          【祝】開業しました!職業は…?!

          こんばんは!長崎県大村市在住の発達障害ママ、しげなつきです。 私事になりますが、この度個人事業主として開業いたしましたー!!(パチパチパチ〜) 「何すんの?」ってことが一番気になるかと思うんですが、とりあえず仕事内容は以下のものにしてみました。(してみましたっておい) •文筆家 •シンガーソングライター •便利屋 …え?文筆家…? はい、誰がなんと言おうと私は今日から文筆家茂奈月です。 小説とか読んだことないけど。(頭大丈夫?) そして、シンガーソングライタ

          【祝】開業しました!職業は…?!

          夫がカサンドラ症候群にならないために今の私にできること

          ‪こんにちは! 長崎県大村市在住の発達障害ママ、しげなつきです。 更新が遅れてすみません(T . T) 季節の変わり目体調不良続きますね… 皆さまもお気をつけて。 【今日のテーマ】 夫がカサンドラ症候群にならないために、今の私にできることを考えてみた。‬ ‪⬇︎‬ ‪夫や子どもに対して「あなたのことを大切に思っている」という感情をわりと得意な書き言葉で残しておく‬ (苦手な方法でコミュニケーションを無理にとろうとすると自分がもたない) ‪詳しくはラジオで(約3分)‬

          夫がカサンドラ症候群にならないために今の私にできること

          発達障害ママの才能探し旅〜ダンボールポエム〜

          発達障害ママの才能探し旅〜ダンボールポエム〜