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ミラーレス一眼カメラを2ヶ月使ってみて

前回の投稿では、自分のカメラ歴を簡単に振り返ってみました。

そこで今回は、ミラーレス一眼カメラを2ヶ月ほど使ってみた気づきを書いてみたいと思います。

なぜミラーレス一眼を買ったのか


6年以上前から購読しているとあるメルマガで、幾度となく話題になっていて、ミラーレス一眼カメラ。

興味はあったものの、決して安くはない買い物ですし、直ちに必要な状況ではなかったため、買う機会を逃し続けていました。

しかし、ライターとして活動を始める中で、いくつかの転機が訪れました。

  • 写真入りの記事を書くことが増えた

  • ChatGPTなどの生成AIの話題

  • 第二子の誕生

まず、写真入りの記事を書くことが増えたことです。iPhoneでも綺麗な写真が撮れますが、よりクオリティの高い写真を挿入できれば、記事としての価値も上がると考え、仕事道具には投資しようと思いました。

次に、ChatGPTに代表される生成AIの台頭。ライターとしての身の振り方も考え続ける必要があります。AIは写真を撮ることができません。そこで、AIとの差別化につながる1つのスキルとして「写真を撮る」必要性を感じました。

ただし、画像生成AIも高度に発達しています。Googleで検索したら画像が出てくるように、AIに頼んで写真を作ってもらうのが当たり前な時代が来るかもしれません。

そして、プライベートでは第二子が誕生したことも後押し。
上の子はすでに3歳ですが、これからの家族の様子を、より良い写真で残しておきたいと思うようになりました。「生成AIで自分の子どもの画像を作られても、、、」って思いますよね。

さらに、追い討ちをかけるように、カメラを買う予算が限られてきました。ここで渋ってしまうとチャンスを逃すと思い、3月にカメラを買うことを決めました。
ちなみに購入したのは、Sonyのα7cです。

これまでに買ったカメラが全てSONY製だったこともあり、買うならSONYと決めていました。

正直、細かいスペックや機能のことはよく分からなかったのですが、初心者でも操作しやすそうで、予算内で購入できるという観点からα7cを選びました。

カメラの出番はいつ?

梅雨に入り大阪は雨模様が続いていますが、週末に家族で外出するときには、撮影の練習も兼ねてカメラを持っていくようにしています。公園で遊ぶ子どもたちの姿や、気になった風景を撮影しています。

スマホでも十分に綺麗な写真が撮れる思っていたのですが、やっぱり全然違いますね。拡大しても細部まで鮮明に映ります。しかも、こだわらなければオート撮影機能でも普通にいい写真が撮れることに驚きました。

とはいえ、手動で絞りや露出、ボケを調整できるのがカメラの魅力。α7cを買うまで、「露出」や「ボケ」のこともよく分からず写真を撮っていました。梅田の紀伊國屋書店で気になっていた、こいしゆうかさんの『カメラはじめます!』も購入し、教科書のように活用しています。

また、仕事ではレビュー記事を書くときに、製品の撮影を行っています。露出やF値で印象がガラリと変わってしまうので、物撮りは意外と難しいことに気づきました。

機動性はやはりスマホか

「写真を撮る」ことはスマホでもカメラでもできますが、それぞれ得意な分野が異なると思います。

やはりカメラはスマホと比べると重くて大きい。iPhone13が173gなのに対し、α7cは本体だけで424gもあります。バッテリーやSDカード、レンズを取り付けると600gほどになるのではないでしょうか。

その点、機動力はスマホの方が高いと感じます。iPhoneなら、ポケットから取り出し、カメラマークを長押しするだけで起動できます。

筆者はカメラだと、急なシャッターチャンスが訪れた場合、電源入れて収納されているレンズを繰り出し、シャッターを押すという一連の動作にモタモタしてしまいます。

スマホのカメラは、QRコードを読み取ったり、書類をメモがわりに保存するためにも使いますよね。

日常使いならスマホ、良い写真を追求するなら、カメラといったところでしょうか。

外出先にカメラを持っていくと、スマホから離れられる

先日、高槻市のとある公園で、友人家族と一緒に過ごす機会がありました。ちょうどGWだったので、たくさんの鯉のぼりがぶら下がっていたこともあり、多くの家族連れで賑わっていました。

自分がカメラをぶら下げていたので、友人家族の写真を撮ることに。

周りを見渡せば、ほとんどの人がスマホ片手に写真を撮っていました。その中であえてカメラで撮影すると「特別感」がありましたね。カメラで写真を撮る機会が、どんどん減ってきているんだと感じました。

その日は、しばらく一人でも撮影していたのですが、帰るまでほとんどスマホを触っていないことに気づきました。

スマホで写真を撮ると、ついでにSNSやメールをチェックしてしまいますよね。スマホとは別にカメラを使うことで、一定期間スマホと距離をおくことができたのです。

α7cで撮った写真

とりあえず気づいたことを書いてみましたが、購入してからまだ2ヶ月しか経っておらず、機能を使いこなせていないのが実情。露出やボケの仕組みは何となく分かってきたのですが、シャッタースピードの調節をしたり、夜景を撮影したりすることはまだできていません。

今後長期で旅行に行く予定もあるので、久しぶりにカメラでバシバシと写真を撮り溜めようと思います。

最後に、α7cで撮影した写真をいくつか掲載して終わりといたします。


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