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渋谷のマーケ会社から、京都の窓の会社に転職した話。

※TOP画像はイメージです。所属企業とは関係ありません。
※余計な誤解などが生まれないように注意して書いているつもりですが、このnoteはオフィシャルなものではありませんので、ご理解くださいませ。

まさか自分がnoteで入社エントリを書くなんて思いもしなかった。今もなんで書いているのか全然分からない。おれは雰囲気で入社エントリを書いている。

ひとつ言えるのは退職エントリは好きではないけど、入社エントリならありかもと思っているということである。過去の実績とかやってきたことをあれこれ書くよりも、これから頑張るぞ!という気持ちや、その企業のことを書く方がフェアじゃない?という偏った考え方からである。

退職エントリは好きではないけど、前職のアナグラムのことは大好きです。本当に。忖度とかではなく。約8年間で色んな経験をさせていただきましたし、優秀でいい人たちばかりですし、感謝してもしきれません。改めてありがとうございました。クソお世話になりました。運用型広告やマーケをバリバリやりたいぜ!!という方がいたら一番におすすめします。

というわけでここからは入社エントリとして、下記のことを書いてます。


あんた誰?

基本情報
名前:かく
居住地:大分県中津市
年齢:35歳(平成元年生まれ)
キャリア:某集客支援の会社(広告運用)→アナグラム(広告運用のコンサルと人事)→現職(EC運営とか広告とか)
家族構成:妻と子2人(7歳、3歳)
好きな食べ物:バインミー

2013年に新卒で入社してからずっと、基本的には運用型広告の畑で営業や広告運用や人事、それに加えて取材や記事の執筆などをやってきた感じです。

就職と同時に福岡から上京し、約10年間関東で生活したのち、2022年におんせん県の大分に引っ越してきました。ホーム温泉はサウナ付で約600円。おんせん県is最高

住吉浜の海岸と息子(大分県、日出町)

人事だけど転職のことは分かってなかった。

「はやく転職先言えよ」って思ってるでしょ?もうちょっと待って。

転職は2回目ですが、前回は他に候補がなくてほとんど転職活動をしておらず、35歳にして実質ほぼ初めての転職活動。4年ほど人事として逆の立場から本当にたくさんの求職者の方と接点を持たせていただいたのですが、「転職活動中はこんな気持ちなのか〜!!」「こんな情報が気になるのか〜!!!」「返信めっちゃ待ち遠しい」など発見が山ほどあり、やっぱり本当のことは当事者にならないと分からないですね。

転職活動中はありがたいことに何社か話を聞かせていただいたり、面接の機会をいただきました。発信している情報やメールのやり取り、面接の内容や雰囲気など、本当に細かい所作一つひとつに企業の色が出るなぁと。

求職者側からすると、それが企業の色かいち担当者の色かは分からないんですけど、もうそれが企業の色だと思うしかないんですよね。

唐突なイングリッシュベイのサンセット(カナダ、バンクーバー)

あと広告運用はじめマーケ人材はどこも不足していて売り手市場、とよく言われていますが、自分の場合は(フルリモートという条件もあり)あんまり感じませんでした。むしろ心理的には買い手の方が強い圧力はある気がします。

加えてこれはしっかりと伝えておきたいんですが、地方からフルリモート転職の門戸はめっちゃ狭いです。

求人媒体とかでいただいたスカウトに「いま大分県に住んでいて、それでもよろしければ〜〜」って返信すると、大体「あ、すみません。」という返信でしたね。

この環境を選んだのは自分自身ですし、異を唱えるつもりも全くありません。ただもし、転職を機に地方に引っ越してフルリモートの仕事をさがすぜ!と軽く考えている方がいたら、何かしらの事情がなければそんなにおすすめはしませんし、まずはある程度出社できる環境で働いてからの方がいいんじゃない?って伝えると思います。

転職先を探すにあたって

ダイハツ九州アリーナの桜(大分県、中津市)

これまでは2社とも支援会社だったわけですが、今回はひとまずフラットに「自分の経験が活かせそうな仕事」というざっくりした感じで色々みていきました。

ふわっとした状態で色々みる中、だんだんと見えてきた軸がこちら。

1. 自分自身がその会社にないピースの1つになれそうなこと
2. 半ば強制的にストレッチせざるを得ない環境であること
3. 心の底からそのサービスを広げたいと思えること
4. そのサービスが広がった世界にワクワクできること

20代であればまだ、頑張ります!勉強させてください!!とポテンシャル採用でもいいかと思うのですが、さすがに社会人10年以上なので、スキル的な部分で貢献はするべきだろみたいなことは思っていました。

潜在的に欲していたモノを作る会社が、京都にあった。

入社したアトモフは、『Atmoph Window』という商品をメインに開発・販売していて、独自で撮影した世界中の美しい景色やCGと現地音
、それを映し出す窓、つまりハードとソフトの両方を提供する会社です。

新製品のAtmoph Window Yoを5台並べた写真

入社を決めた理由は、以下のとおり。

・商品のコンセプトに圧倒的に惚れて、Atmoph Windowが広がった世界を見たいと思ったこと
・WEBマーケ周辺のリソースが十分ではなく、そこに自分の経験を活かせそうと思ったこと
・身につけたいことを、身につけなければいけない環境であること(英語やEC)
メンバーの紹介がなんとなく良かったことと、面接の印象がそのままだったこと

正直、転職活動をするまでアトモフのことは知らなかったのですが、Wantedlyで見つけた瞬間に惚れました。これが潜在層から顕在層へと引き上げられる感じか!と。

同じように「これだ!!」っていう方はいませんか?絶賛開発中でお届けは少し先になりますが、特典付きで予約受付中ですのでぜひに。

ハワイのあの景色も、国際宇宙ステーション(ISS)から見た地球も、行ったことのない国の景色も、あなたが今いる部屋から見れちゃいます。ちなみに今は3世代目を開発中で、2世代の『Atmoph Window 2』はレンティオさんでもレンタルできますよ!

https://www.rentio.jp/products/atmoph-window2

入社して2週間たってみて

まだま右も左も上も下もわかりません。

特にずっとWEBの仕事をしてきた自分にとって、ハードの開発をしてる環境というのは新鮮であると同時に、まだ全然わかりません。事業会社で働くということも初めて、使い慣れないツールもある、などなど慣れないことばかりです。

どこだったか忘れたけど京都で撮った写真

でもありがたいことに、入社して1週間というタイミングで京都に全員集合する機会があり、直接顔を合わせてコミュニケーションをとれたのはすごく良かったなぁと。温かく迎え入れていただき、今のところコミュニケーション面でフルリモートのハードルを感じることは、ほぼありません。

今はできないことを頑張る前に、まずはできることで少しずつ貢献している段階です。それでも、今まで広告運用に関してはすぐにいろんなことを相談できる環境にあったので、とにかく自分で調べながら試行錯誤しています。成長してる感がすごい。

最後に、家族への感謝

今回転職先を決める前に退職を決めてしまったわけですが、私自身は不思議と不安はありませんでした。妻も「まあ、家はあるし、野菜はご近所さんがくれるからなんとかなるんじゃない?笑」と言ってくれました。

我が家は共働きなので、少し空いた期間は全力で家事をやり、バリューを出したつもりです。

小二の息子にも「パパ会社辞めて、新しいことをしようと思ってるんだ」と話したところ、最近DIYで本棚やら作っているからか「大工さんになればいいんじゃない!?」とか、自分がゲームが好きなので「ゲームクリエイターはどう?」とか色々提案してくれました。

相変わらず後先をあんまり考えずに行動してしまう私ですが、それを受け入れてくれる家族にはとても感謝しています。パパ頑張るよ!

最後はラスボス感のある京都タワー


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