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NOHAIRS断髪式

NOHAIRSとは「イケてる薄毛のためのスタイルメディア」で薄毛男子必見のメディアである。この度、NOHAIRSが企画する断髪式に出演させていただいた。

出演に至った経緯やこれまでの薄毛経歴、スキンヘッドにしてしばらく過ごしてみての感想や動画の中で伝えることができなかったことを中心に綴った記事になる。伝えたい内容がたくさんあるが故に何回かに分けての更新となる。

薄毛に悩んでいる方、スキンヘッドにしようと考えている方は一度目を通しておいて損はない内容だ。もしかしたら、僕の経験がほんの少しでも参考になるかもしれない。

出演に至った経緯

騙し騙しハゲを隠し続けるか、思い切ってスキンヘッドにするか1年近く悩んだ。そんなことを考えている時も残酷なことに薄毛の進行は止まることはなく日々剥き出しになる頭皮を見るたび落胆していた。

そんな時、「NOHAIRS」の存在を知った。

薄毛というコンプレックスを個性として表現することに衝撃を受けたのを今でも覚えている。貪るようにNOHAIRSのメディアを見て有益な情報やたくさんの勇気をもらった。

きっと、僕以外にも薄毛に悩んでいる人はいるはずだ。
薄毛に悩んでいる方へ向け何かしらのロールモデルが提供できたらという想いで応募して出演に至った。

薄毛遍歴

0歳〜20歳

その当時、天然パーマにコンプレックスを抱えていた。
小学生の時はツヤのあるクルックルの髪質だった。中学時代は坊主が強制の部活に所属していたこともあり髪に対して無頓着であったが、大会前に部員全員で3mmにしたとき「お前だけ五厘にしてきたの?」といじられていた経験から薄毛の片鱗はあったと思う。
中学の部活引退してからは髪の毛を伸ばしたが、小学生の時のようなツヤのある髪はどこかへ消えてしまい縮れた毛しか生えてくなくなり髪型で遊んでいる友人を羨ましい目で見ていた。高校時代は、ヘアアイロンや縮毛矯正をかけたり茶髪にしてみたりと頭皮に負荷のかかることをした。その後、自衛隊に入隊して世間がイメージするような短い髪型となった。

20歳

気づいたきっかけは、二十歳の時の成人式。
数年ぶりにあった友人から前髪が薄くなっていると指摘されそのとき薄毛に気づいた。

「いやいや、まだ二十歳だしそんなことはないだろう・・・」

と内心思ったが、過去の写真と比較すると確かに前髪が少しキテているなと感じつつ、日々の疲れだろうと軽く考えていた。しかし、薄毛に気づいたときからみるみる薄くなっていった。

僕の経験上
気づいた瞬間から一気に薄くなる」
これだけでも覚えて欲しい。

21歳

AGAの治療を開始すること決意した。
銀クリでカウンセリングを受け飲み薬と育毛剤での治療を開始した。
飲み薬はミノキシジルとフィナステロイドと亜鉛を中心とした栄養剤にミノキシジルの育毛剤。当時の詳細な値段は覚えていないが、月々12,000円ぐらいしたはずだ。

3ヶ月ほどしたら徐々に効果が出始めて半年ぐらいしたらほぼ元通りになった。この時は本当に感動した。そして、この薬の効果は永遠に続くと思った。
しかし、シンデレラの魔法のようにタイムリミットがあったのだ・・・

ちなみに、銀クリは3ヶ月後ぐらいに解約。ランニングコストを考慮してほぼ同じ成分でより安く手に入る薬に切り替えた。月換算すると約3000円ほどの費用感。切り替えずに銀クリを続ければよかったかどうかは悪魔の証明になるからなんとも言えないがおそらく結果は同じだと感じる。

一応、リンクを貼ってあるのでこちらのサイトで販売している薬も参考にして欲しい。

※薬に関しては個人差があるもので人によって効果が異なる場合があります。僕の場合は最初効果があったが徐々に薬が効かなくなったケースに該当します。

24歳

「髪型が決まらなくなってきた・・・」
と感じる回数が増えた。

頭皮を見ると若干薄くなりつつあったので薬の効果が切れ始めたなと思い焦った。帽子を被る機会が増え、その頃から植毛やウイッグの情報も調べるようになった。

25歳

笑い事じゃないくらい薄くなってきた。
髪型をカバーするためのアイテムが増える。
この頃から薄毛専用の美容室へ通うようになった。
プライベートは常に帽子は被る毎日。
そして、NOHAIRSの存在を知った。

参考までに優秀なカバーアイテムたちなので薄毛に悩んでいる方は検討してみてほしい。

26歳

薄毛に悩んだりセットする時間やアイテムや治療にかける費用を別の体験に使った方が人生豊かになる。

そう判断してスキンヘッドにすることを決意した。

その決意に至るきっかけはたくさんあった。
日々の治療や費用の面、隠す労力がめんどくさくなったこともあるが、NOHAIRSの存在が最も大きかった。また、クライアントでお会いするスキンヘッドの方の影響やスキンヘッドにしている外国人の影響もあった。特に「僕は薄くなったら迷わずスキンヘッドにしたよ」と外国人がさらっと口にしていた言葉がとても印象的だったの鮮明に覚えている。

そして、私の薄毛エピソードが薄毛に悩んでいる男性のなにかしらの参考になれたらと思いNOHAIRSへ出演の依頼をした。

スキンヘッドで過ごしてみて

スキンヘッドにしてからまもなく2ヶ月目を迎えようとしている。
スキンヘッドにして全く後悔はしていない。むしろもっと早くやっておくべきだったと思うぐらいだ。日々のメンテナンスは必要不可欠で僕は3日に1回ぐらいのペースで剃っている。
会う人の反応は「似合っているね」という声をかけられることが多く、頭の形を綺麗に産んでくれた母親に感謝の気持ちでいっぱいだ。

日々の生活で感じるメリット・デメリットは以下の通り

メリット

・薄毛を気にしなくていい
・寝癖という概念がなくなる
・ドライヤー、ヘアーアイロンの概念がなくなる
・部屋から抜け毛がなくなり掃除が楽
・美容室代やハゲ隠しアイテムの費用がなくなる
・朝のヘアセットに使っていた時間がなくなる
・サウナ、海、風の強いところに気にせず行ける
・会話のきっかけとして堂々と取り入れられる
・顔を覚えてもらいやすくなる

デメリット

・定期的なメンテナンスが必要不可欠
・免許証二度見されがち
・怖い印象になりがち
・社会的制約や偏見が残っている

行動する限りメリット・デメリットはつきものであるがスキンヘッドはメリットの要素が個人的に大きいと感じる。個人的にスキンヘッドにとても満足しているし墓に入るまでこの髪型を続けたい。

さいごに

平成27年5月1日の20歳以上の男性人口「5,036万人」(総務省統計局)から算出すると「約1,200万人(小数点以下を四捨五入)」となり、20歳以上の男性の4人に1人が薄毛・抜け毛に悩んでいると考えられます。

出典:「薄毛に悩む人 約1,200万人」の根拠

約1200万人の日本人男性が薄毛に悩む現代社会。
AGA治療薬、育毛剤、植毛、ウイッグ、薄毛専用の美容室、スキンヘッドなど、科学技術の発展で薄毛に対するアプローチは様々ある。

僕は全部試したわけではないが、その中で僕はスキンヘッドを選択して後悔していない。薄毛対策の絶対的な正解はなくそれぞれが最善と思う選択をし納得する形で選ぶことが最も大切であると考えている。

さまざまな選択肢の中の一つある"スキンヘッド"のロールモデルとして僕の経験が参考になれば幸いである。そして、スキンヘッドがイケてるという文化を発展することができたら今よりもステキな世界になると信じている。


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