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娘の成人式騒動の巻 2016年11月15日

 自称「その場に崩れ落ちる女」神垣です。

 あ~、なんということでしょう・・・


 うちの長女は来年20歳。

 成人式なんてまだ先のことと思っていたら、
 気づけば今年もすでに11月半ば。

 まずい!

 準備をしなくては、と
 動き出したのが先週のこと。

 振袖は親せきのアンティークを借りることにしていたので
 帯や帯周りの小物をひいきの呉服屋さんにレンタルしてもらうことにし、
 着付けとヘアメイクをお世話になっているサロンに依頼。

 写真は懇意にしているカメラマン氏に依頼するつもりで
 話を進めていました。

 逐一、娘には進捗を知らせ
 あとは撮影の段取りさえつけば準備完了という段階となった
 先週末。

 朝食の席で、急に娘が
 「でもさ~、私の成人式って再来年じゃね?」
 と言いだすではありませんか!

 「じゃね?」って何、「じゃね?」って。

 わたしはこの手の若者言葉に無性に腹が立つのですが、
 わが娘に最終段階で何食わぬ顔で言われ
 怒りの導火線が着火!

 「今ごろになって何言いようるんね。
  ちゃ、ちゃんと確かめんさいや~ッ!!!」

 怒りで、どもるどもる。

 結局、夫が調べてくれ、
 結論が出ました。

 うちの長女の成人式は
 再来年の2018年。

 が~ん。

 切羽詰まった状況で予約を入れていた
 呉服屋さんにもサロンにもカメラマンにも
 平身低頭で詫びの連絡を入れるわたし。

 サロンの店長さんから
 「でも、そういうことってたまにあるんですよ」と
 慰められ、折れていた心を立て直すことができました。

 とほほ

 だって、今年に入ってからずっと
 振袖レンタルのDMが毎日のように届いていたので
 来年が成人式とすっかり思い込んでいたんだも~ん。

 勘違いもするってもんです。

 日頃、娘を野放しにしているのに
 こういうときだけ張り切るなんて
 わたしにもまだ親心が残っていたようです。

 でも、尋常でない徒労感に見舞われのは言うまでもありません。
 嗚呼、無情。
(VOL.2753 2016年11月15日配信 【仕事のメール心得帖】あとがきより)


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