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【ゲスト紹介#4】「10年後にやってくる未来を、少しでも現在に手繰り寄せる。」|吉村 光八/株式会社NiCOLA代表


「自分は常に最高の人生を送ってるんですよね。」
人生グラフを描きながら、そう話してくれた吉村さん。

現役大学生でありながら、株式会社NiCOLAの代表として活動されている彼が、
これまでの人生においてどんな選択肢を選んできたのか、尋ねてみました。


<何に命を燃やしているか>
〜「世の中を動かす」というライフテーマの追求〜

「小学生の頃から、”自分は社長になりたい”と漠然と感じていました。ただその時は、漠然と『社長』というものに憧れがあったんだと思います。でも、今考えれば、起業はあくまで手段の一つでしかなくて。」

ー何の手段のため?

「世の中を動かすことがずっとしたかったんだと思います。僕の中での世の中を動かすって言うのは、10年後にくるはずだった未来を、5年後、3年後に引き寄せていく。これって、めちゃめちゃすごいことだと思いませんか?」
と話す彼は、本当に嬉しそうに、ワクワク感に満ち溢れていました。

「今、僕が手掛けようとしていることは、ほんの数ヶ月、いや、数日先の未来かもしれませんが、一つ一つ、引き寄せていきたい。それがこの事業ではできると信じてやってます。ここから死ぬまで、もっと先の未来を掴みにいきますよ。」


〜挫折・失敗が今の自分を作っている〜

これまで、休学し、*FoundingBaseのキーマンとしての活動や、スタートアップでのインターン、サイバーエージェント・ベンチャーズ、など様々な場所、仕事をして来た吉村さんは、それぞれの場所でうまくできなかった、いわゆる”失敗体験”があるという。ただし、それを”失敗”と彼は呼ばず、今の自分を作っている必要な要素なんだと言い切る。

その時点では、失敗のように感じることも、その後に必ず生きてくる。いつかはわからないが、それぞれの場所での経験は例えるならばパズルのピースのようで、どこかでぴったりハマる感覚になる。最近になってそれが分かってきたそうだ。

彼との話の中で度々出てきたのが、「今は常に100点満点」という言葉だった。
基本的に今の人生は最高であり、そうあるべきだと思っているからこそ、失敗しても、苦労しても弱音は吐かないし、振り返ったとき、過去は全て最高だったと思っている。
その経験の積み重ねがあるからこそ、今がさらに最高の状態になっているのだ。

「僕、もしかすると誰よりもハッピーなやつかもしれないですね。」

吉村さん独特のポジティブなマインドは、そう簡単にできるものではないけれど、違った視点からの生き方を見るよいチャンスになることを確信している。

*キーマン:FoundingBaseが地方自治体に派遣し、活動しているメンバーのこと。


<今、一番脳が痺れていること >
〜接写と俯瞰 / 意思決定〜

ー…カメラの話?と聞いてしまうような答えですが・・・。

「今の事業を作っていく上で、具体的な部分を細かく”接写”で見ると同時に、大きく全体を”俯瞰”して見る、この二つをやることがたまらないですね。これが思ったようにうまく行かないから、できた時に最高の達成感があるんですが、このトライアンドエラーのくり返しが面白いですよ。」

ーなるほど。バランスが難しそうですね。

「めちゃめちゃ頭使うんですよ、これ。自分だけではできないんですけど、最後は自分が納得しないと意味ないですからね。納得って言うところでいうと、『意思決定』も僕の脳を痺れさせてくれています。今、会社のことに関して、一定額の投資(物・サービスにかかわらず)は即決することにしています。その買い物が、良かったのか悪かったのか、その瞬間はよくわからないけど、後々自分に跳ね返ってくるんで、、そこはしびれるというより、ゾクゾクしちゃいます。」

<なぜゲストを引き受けてくださったのか>
「自分のような経験をしている学生って、あまり多くないと思うんです。いろんな業種・場所で経験するということが、どんなプラスになるのか、そこにはどんな苦労があるのか。もっと多くの人に知ってもらうことで、今見えてる選択肢が1つでも増えればと思っています。自分自身、多くの人に、選択肢を与えてもらった気がします。今度は自分が、その選択肢を示すことができれば、最高ですよね。」


<シゴトカイギ・参加者に期待すること>
「エネルギーある人とたくさん話がしたいですね!有り余るエネルギーを互いにぶつけ合って、一緒に何かできるか模索していけたら嬉しいなと思ってます。もしぼくのやってる事業に興味があれば、そこで何かできたらなと思ってます。」

ーということで、吉村さんとのアフターイベント、企画します。お楽しみに。

<この人をゲストに推した私の想い>
大学時代、バスケサークルの後輩だった彼が、いつの間にか社長になったと聞き、一体何が彼をそうさせたのかが気になって、話をしたのがきっかけでした。
以前から大きな理想を語ることが好きだったことを覚えていますが、その言葉の裏には、自分のやりたいこと、成し遂げたいことを様々な経験によって着実に掴んでいってるその姿が見えました。今悩んでいる学生の悩みすらも忘れさせてくれるかもしれません。誰かに背中を押してもらいたいとき、「自分も何かやってみたい」と感じたとき、底抜けに明るい彼のパーソナリティに触れ、最初の一歩を踏み出すきっかけを作ってくれると信じています。

〈吉村光八さんの履歴書はこちらから〉


▼株式会社NiCOLA
最高の飲食体験を提供するネイティブアプリを開発しています。
これまでは、クーポンなどでお客様を飲食店に集客する硬直的な関係性でした。
この飲食店とお客様のつながりを、僕たちのプロダクトでもっと柔らかく、気持ちのいい関係性にできると感じ、今のプロダクト「グルポケ」を作っています。
そこのつながりは、これからの時代にきっと価値あるものになると思い、共感していただける最高の仲間を探しています。
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インタビュー・記事:池田

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