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#80 人口減少の深刻さ。最初に影響を受ける企業は?

竹内義晴です。この番組は、組織作りやコミュニケーション、キャリアデザインなどの人材育成、複業やテレワーク、多拠点ワークといった「これからの働き方」についてゆるゆるとお話をしていく番組です。この番組が面白かった、あるいは参考になったらコメント、フォローなどいただけると嬉しいです。

今日のザツダン

今日は6月19日。いま、17時40分です。えーっと、今日は午後からですね。わたしが経営しているしごとのみらいという法人で、以前、管理職研修やメンター研修をさせていただいた会社さんのフォローアップで、研修後、実際に2ヶ月ほど実践をしてみて、関わり方の中で「こんな困りごとがあった」とか、「課題感があった」とか、あるいは、「こういったことはうまくできた」「こういったところがよかった」みたいなことを、おたがいに共有し合いました。

会社の中で取り組むと、実践している人によって経験値は異なるので、さまざまな経験をシェアすることによって、そこから新たな気づきや発見、学びが起こる。そんなセッションを3本ほどやっており、そのため、夕方になりました。

今日は「複業を受け入れる側の企業」の話

これまで、複業の話をずっとしてきたんですよね。複業に関して、どちらかというと、複業する側、働く人の側の話をしてきました。

これからは、複業を受け入れるっていう表現になるんでしょうか。企業側の話をしていこうかなと思っています。

企業側には、大きく分けると2つあるなと思っています。1つは「複業を受け入れる側」の企業。もう1つは「社員が複業をしたいと言っている、社員が働いている側」の企業

今日は「複業を受け入れる側」の企業の話をしてみたいと思います。

ちきりんさんの「人口減少の深刻さをまったく理解してない」の話

今日、なぜ「複業を受け入れる側の企業」の話をしようかなと思ったかといいますと、昨日、偶然Twitterを眺めていたら、これをお聞き(お読み)の方の中にも、きっと多くの方がご存じだと思うんですけど、ちきりんさんという、社会派ブロガーの方のVoicyのの音声が流れてきたんですよね。

「人口減少の深刻さをまったく理解してない移民反対派」って内容の音声だったんですよ。

この音声については、のちに有料になるみたいで、竹内の記事(音声)を公開した時点では、まだちきりんさんの音声が聞けるので、noteとstand.fmの方に貼っておきたいと思います。

一言で言うと「人口減少、結構深刻だよ」と。

タイトルは、「人口減少の深刻さをまったく理解してない移民反対派」です。話の内容は「すでに日本に住んでいて、日本語がペラペラの海外の方に日本国籍を与えたくないということが、どんなに危機感がないんだか」ということを話されているんですよね。

移民について、ボクは専門ではありません。ただ、人口減少の深刻さを考えれば、日本にすでに住んでいて、日本語がペラペラで、何ら住むのには問題ない海外の方を受け入れるっていうことについて、おっしゃっていることは、本当にその通りだと思います。

一方、この記事では、移民のことは置いておきます。人口減少の深刻さと企業について取り上げます。

人口減少の深刻さ

ちょっと調べると分かりますが、日本の人口減少はまさに深刻なんです。

この影響は、おそらくもっとも弱いところから、リアルな課題として起きてくるんじゃないかと思います。

人口減少の深刻さについては過去にもお話ししたんですけど、ざっとお話をしておくと、いま、日本の人口減少は1年で80万人ぐらい減っています。これは、山梨県の人口と同じくらいの数。つまり、1年で1つの県がなくなるぐらいの規模感です。

2040年ぐらいには、いま、10人で仕事をしているのを8人でやらなくてはいけなくなるぐらいのやばさですね。

そう考えると、インフラの維持も難しくなる事態になります。これは予測というよりは、人口が減るのは決定事項なので、未来像といっていいと思います。

このような影響をもっとも影響を受けやすいのは、もっとも弱いところ。だとするならば、地方の小規模で行っている企業でないか、と、ボクは思うんです。

なので今後、人手不足が採用という観点で結構大きな影響を与えてきて、労働者に選ばれるかどうかによって、企業が存続できるかどうかっていうところまで、多分、行くと思います。

ただ、人のパイは限られているので、このような状況の中で、どうやって企業を存続させるかって話になってくると思うんですよね。簡単に言えば「ほかの力を借りる」ってことになると思いますが、その1つが、リモートで複業のような形

地方の小さな企業と、複業ではたらく人の関係性をどう構築するか? ということで、すべての問題を解決できるとはまったく思いません。でも、いま、企業の中でITの部分だったり、経理の部分だったり、あるいは、人事だったりするところは、必ずしも、そこにいる人じゃなくても業務はできるので、地域の企業と、経験を積んでいる人とを、地域を超えて関係性を構築できた方が、企業を存続できるんじゃないかと思います。

ということで、ボクは別に、ちきりんさんの回し者ではありませんが、「人口減少の深刻さをまったく理解してない」は本当にそうだと思うし、ちきりんさんのVoicyで、「何が深刻なのか」は理解できると思うので、この音声をぜひ聞いてみるといいと思います。

というわけで、今日は人口減少が進むと、もっとも弱いところから影響が起こり始めるので、まず、小さな企業から「気づいてほしいな」ということで、今日の音声を収録しました。

では、今日のお話はこれで終わります。バイバイ!

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