見出し画像

#360 妙高 親子ワーケーションを企画するにあたり、大切にしていること

竹内義晴の「これからの働き方」――この番組は、これからの働き方、組織づくり、地域づくりの実務家、竹内義晴が「楽しく働く」をテーマに、組織づくりやコミュニケーション、マーケティング、キャリアデザイン、複業、テレワーク、ワーケーションなどの視点で、ゆるゆると話をしていく番組です。この番組が面白かった、あるいは、参考になったらフォロー・コメントなどを頂けると嬉しいです。


今日も親子ワーケーションの話

今日はですね、昨日に引き続き、親子ワーケーションに関する話をしてみたいと思います。

いまですね、新潟県妙高市で親子ワーケーションという企画を実施しています。2泊3日のプログラムで、親御さんは通常通り仕事をしながら、お子さんは地域ならではの体験をする……というプログラムになっています。

この「春休み 親子ワーケーション」を募集するにあたり、こんなメッセージを添えてみたんですよね。

お子さんは「いつもと違う」友達と新たな体験を!
親御さんは子どもと離れて「いつもの日常」を!

ここにはちょっとした意図があって。

大切にしたいのは「いつもとの違い」と「いつもの日常」

子どもたちにとっては、新潟県妙高市は自然豊かな場所なので、いまの時期だったら、雪遊びをするなど、普段、生活している場所とは異なる体験をしてもらえたらいいなぁと思っています。もう1つは、いつもと違う友達と仲良くなって、いろいろと遊んだり、おしゃべりしたり。まあ、そういった体験がきっと子供たちにとってはいい思い出になるんじゃないかなと思っています。

あと、親御さんにとっては、メッセージの中に織り込んだのは「いつもの日常」という言葉ですね。ここでいう「いつもの日常」とは、「いつもと変わらず、仕事ができる」ということ。

なので、朝9時から夕方5時まで、働く場所が変わっても、通常の業務がちゃんとできることを大切にしたプログラムになっています。

「日常の仕事がちゃんとできる」ことを大切にしている理由は、フリーランスや経営者の方々のような、働く時間と場所の裁量が自分にある方は、あまり気にしなくてもいいのかもしれませんが、企業で会社で働いていると、同僚や上司に対して「ちゃんと、仕事していますよ」と言えることは大事だな、と思っています。

なので、業務時間には、業務がちゃんとできるようにしたいなと思うのです。そういった思いというか、願いを込めて、このプログラムを動かしています。

周囲の同僚や上司から「ぜひ、行っておいでよ!」と言われるように

というのも、僕も、自分で法人を経営しながら、サイボウズでは会社員という立場です。会社員の立場の時には、周囲の同僚に対して「ちゃんと、仕事しているよ」って言えることは、当たり前ですけど、業務時間だったら「大事だな」と思います。

逆に、僕自身がもし、参加者としてほかのプログラムに参加する場合でも、「仕事は、ちゃんとします」と言えること。これが、ちゃんと言えなければ「ぜひ、行っておいでよ!」とは、言ってもらえないので、僕は、すごく大事なことなんじゃないかなと思っています。

もっとも、在宅勤務が前提であれば、働く時間とか関係なく、ちゃんと仕事をしていれば、会社にわざわざ言わなくてもいいのかもしれませんけどね(笑)。ですが、少なからず、業務時間はちゃんと仕事ができるように、いつもの日常が過ごせるように……といったところは、大事にしたいなと思っているところでございます。

はい、というわけで、今日は、いま2泊3日で行っている「妙高 春休み 親子ワーケーション」についてお話をしてみました。じゃあ今日の話はこれで終わりにしますじゃあね、バイバ~イ!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?