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仕事力強化Magazine

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コンサルティング会社代表の筆者が時代の趨勢と潮流を踏まえて、これからの仕事力強化の技を伝授してゆきます。
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#仕事

『貴方が望むその職種』で、生き残る方法?330名のデータで探ってみた!

弊社シンクエージェントでは職種の“生存率”調査を実施した。 それなりにコストをかけて実査したので、詳細レポートは『課金コンテンツ』とさせていただくが、その結果の一部を紹介しよう。 まずは本サーベイの調査仕様と調査票は以下のような感じ! 選定した職種は、クリエイティブ職種、デジタル職種、時代性の高い職種に絞っている。 以下、今回の結果を集計した専門職30職種の『生存率』の内の一部(14職種)だ。これ、NOTEユーザーには衝撃の結果か?思った通りのイメージか?さてどっちでしょう

ロールモデル問題。男性は上司を自分のロールモデルにするな!

最近女性の方が、仕事での成長や自分のスキルの獲得に熱心だ。 男性ビジネスマンは、ストレスをため込んで、色々我慢しながらも、それを打開する努力をほとんどしてない…と感じるヒトが多い。 これは20代、30代、40代……全ての年代に当てはまる気がする。 なぜなんだろう。私見だけどこれ、 日本社会の縦構造=悪く言えば『男性中心の猿山構造』に原因があるように思えてならない。 今の時代、そんなものは有効に機能しなくなってきてるのに、 自分の未来をその機能しなくなったモデルに重ねてしまっ

時流に逆らう“テキストファイル・メモ”の魔力!

前田裕二氏『メモの魔力』は思考法やシナリオメーキングの話だ。 紙のメモはアナログなツールで、テキストも絵も図も数式も自由自在。だから思考を助ける最善のツールであるのは間違いない。 とはいえ、それをヒトと共有したり、そこに書いたテキストを抽出して別の資料に再利用するにはアナログなだけにちょっと不便なツールだ。AI時代がモット進めば手書き文字認識を使って瞬時にデジタル化できそうだけど。 なので、 制約が大きいのを知りつつも、筆者は、Windowsのメモ帳を使って、テキストメモを

経験が貯まる人と貯まらない人。

仕事に関して。 世の中、経験が湯水のように貯まる人と貯まらない人がいる。 その違いは何か? 答えは割と簡単で、やったことのない仕事を率先して受けるか?逃げるか?の違いだ。もう少しいうと、やったことのない初めての仕事を楽しめるか?嫌々やって苦しむか?の違いともいえる。 すごい当たり前だけど、どんなに沢山仕事をしても定型業務をひたすらこなしてるだけだと経験なんてたまらない。 矛盾に聞こえるかもだけど、 経験をためるということは=未経験を徹底して繰り返すということだ。経験を積むと

専門性・プロ性を活かすのは多動力+アマチュア精神!

世の中多品種少量生産の時代。そんなご時世に大量生産時代の大企業または工場の組織を想像してみよう。 ファンクションカット(機能割り)の組織内では、仕事の目的と戦略を設定するのは統率者の役割。 現場は機能、業種や職種別に綺麗に区分され、できるだけ同じ作業に集中して成果を上げることを求められていた。製造者だけではなく、分析官や企画者も同様。例えば、ハードウェアの企画をする人とソフトウェアの企画をする人は分れている。さらに基盤プログラムの企画者とアプリケーションの企画者は分かれている

『如何に仕事をしないか?』がこれからの“仕事”のキーになる。

私見だけど今の日本社会……“笑い話のように”ヒトが居ないwww これは単に若年層の労働力不足というだけの理由じゃない。 仕事に必要なスキルの多様化と需給アンマッチだ。その意味では、転職をした先で自分のこれまでの経験やスキルを活かすというのは、あまり期待しない方が良いかもしれない。正確には経験は活かせる。新しいスキルを身に着けるプロセスにおいて…。 今は労働時間を売る時代ではない。 むしろ仕事をせずに成果を出すことが求められる時代。 ■デザインだったら、如何にデザインしない