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碧峰峡シャンへの道〜電車に乗る①

Day:2の前に、電車のことを少し。

中国の電車、高速鉄道(高鉄)も地下鉄(地鉄)も、大好きになった。

路線がすべて番号なのでわかりやすい。
駅でも空港でも『10号⇒』みたいに表示が大きくあって、それについて行けば初心者でも辿り着ける。
とってもわかりやすいので心配ご無用。
駅はどこもきれい。ごみが落ちてるのも見かけなかったなぁ。
電車の中もきれい。
地鉄にも公安が乗ってて、混んでる中でもずっと見回りしてた。
高鉄だと、公安はもちろんお掃除の人も乗ってて
掃除したりスーツケースの荷物番みたいなこともしてくれてた。
あ、地鉄に乗った時は座席シートがステンレスみたいな感じで
お尻が冷えびえ~!だったのと、ブレーキのたびに滑ってお隣さんにぎゅううってなるのがちょっとw
でも清掃しやすいんだろうね。
あと、降りる人が先っていう概念はないので、さっさと降りないと
波に押されて出られなくなるから注意。

駅に入る時は、高鉄も地鉄もいちいち荷物検査がある。
帽子は脱いでおく。
小さいバッグも大きいスーツケースも空港みたいなX線検査に通す。
トレーはなく、機械のベルトの上に自分で置いて、自分は横のゲートを通る。
この時、パスポートは絶対身に着けておいた方が良いと思う。
ゲートが混んでつかえてる間に荷物を持っていかれた!なんてことが
可能性としてはあるもんね。
わたしはこの時だけポケットに入れて、バッグを受け取ってから
すぐバッグに戻すようにしてた。
荷物が開けられてた時もあったし、いつの間にか開けて検査したのかも。

一度だけ検査に引っかかって『この中の何か持ってるでしょ!』って
危険物一覧みたいなのを見せられて、ないない!!って必死に伝えたんだけど
とりあえず中を見せろって、スーツケースを開けさせられて
パンダだらけの中身を広げられて
『あ~、これね。はい、行ってよし。』って。
携帯用の小さいデオドラントスプレーのことだった。
ええー……パンダのスーツケースの中が見たかっただけなんじゃ…?疑惑。
公安の女性3人で…。
他のスプレーは何も言わないのに…。
まぁいいけど。

切符と乗り方について、まず高鉄。
切符は日本で予約してあるから、スマホ画面に予約控を用意しつつ
端っこにある有人の入口でパスポートを見せる。
パスポート番号で、警備員さん?駅員さん?が予約一覧から照会する。
時々見つからなくて悩んでるので(画面の文字が小さいのかな)
この便を予約してますよ、って意味でスッ…とスマホを見せると
もう一度探して『あ~、あった。はい、入っていいよ。』的な感じで
通してくれた。

高鉄チケットの予約控


で、中に入って、電光掲示板で検札口が何番かを見て、その近くで待つ。

ここからホームへ

中国人は写真のオレンジのところに身分証をピッとやって入るので、改札前で行列を作ってるんだけど
ここでも外国人は、写真左にある有人のところに行ってパスポートを提示。係の人がスキャンしてくれる場合と、自分でやれって場合があるけど、機械に表示されてる通りにパスポートを置くだけなので大丈夫。
顔認証なのか、撮られてるときはマスクを取らないと引っ掛かることも。そのままスルーの時もあったけど。

入場したら、みんなに付いて行けばOK。
ホームには何もなく電車が止まってるだけで
売店とか自販機とか何もなかった。
座席番号を確認して席に着いたら、あとは何もしなくて大丈夫。
車掌さんがチケットを確認することもない。
大きいスーツケースは、ドア横のスーツケース置き場に置かないと怒られるらしいので、ちょっと心配だったけど置いといた。
空いてたし、駅に着いた時だけ持ち去る人がいないか監視してたけど無事で良かった。
鍵付きチェーンを持参するのもいいかもだけど、みんなどうしてるんだろう?降りる時になって鍵が外れない~!なんてなるのも恐怖だし。

左がスーツケース置き場


高鉄にもパンダ
成都南駅のホームをぞろぞろ歩く
成都南駅は巨大でお店もいろいろ

目的地に着いて、改札を出る時にもパスポートを見せる場合があるので、一応心の準備はしておく。


長くなってしまったので②に続く…。

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