「化粧」について
こんにちは、Shihoです。
ほんと毎日、暑いですね。手帳をめくるたびに、「まだ8月じゃなかったの…!?」と驚愕する日々です。暑すぎる。
暑さのせいもあってか、最近の化粧事情が変わりました。
日焼け止め塗って、おしろいをさっと塗って、終わり、という。すっかり簡素化しました。
じゃあ今まではどうだったかというと…
日焼け止めを塗る。下地クリームを塗る。ファンデーションを塗る。フェイスパウダーをつける。眉毛を描く。眉毛を染める。アイシャドウを塗る。マスカラを塗る。チークを塗る。口紅をつける。
以上の10工程を毎日続けていました。
こんなにシンプルにしたおかげで、朝夜の身支度の時間が減ったのはもちろん、出費も減りました。
化粧をシンプルにしてから思うのは、「どうしてこんなにも時間やお金をかけて、化粧していたんだろう?」ということです。
スマホに入っている写真を見直して、私の顔を見てみると、何だか今の私よりも老けているように見えてしまいました。
年相応じゃない、何だかチグハグな感じ。
確か20の時でしょうか。小学生の時から知っている同級生の家に、大学の夏休み、遊びに行ったことがあります。
蒸し暑い京都の暑さから逃れ、涼しい北海道の空気を感じながら、久しぶりの再会をするやいなや、友達から飛び出したのは「メイク、濃ッ」という言葉でした。
その時は「いやいや、都会はそうなんだよ。これが普通だよ」と言葉を受け止めずにいましたが、当時の私は本気でそう思っていました。
イメージする大学生像があって、それに向けてせっせと化粧をしていた。しかしそれが本当になりたい像だったのかというと、恐らくそうではなく、何も考えず、空気や流行りに流されてのことでした。
「大学生なんだから、化粧をしなければいけない」という空気が自分の中にいつの間にか入っていた。
「雑誌が言ってるから良いに違いない」「ランキング一位をとっているから良いに違いない」という他人の基準に合わせて化粧品を選んでるうちに、気づけば自分でもよく分からずに続けていました。
なので、一旦、手を止める。
しばしの休憩タイムです。
最初は化粧をやめて、こんなスッピン同然の顔で行っていいものかと、ドキドキしながら出社しましたが、とやかく言ってくる人は誰1人としていませんでした。
自分が思っているほど、細部まで見てる他人というのはいないのだと思いました。
そうならば、本当にこれが自分のやりたいことなのか、どうなのか。それを基準に何事も考えて、やっていった方がいいような、そんな気もします。
もちろん、化粧は楽しいです。美しい化粧品たちは持っているだけで心踊るし、化粧を終えて華やかになった自分を見ると気分が上がります。
その楽しさも知りつつ、シンプルに仕上げることの楽さも知りつつ、良い感じのところで、この暑い夏を乗り切ろうと思います。
皆さんも、体調管理に気をつけてくださいね。
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