アルコールインクアートに出会うまで
こんにちは、Shihoです。
アルコールインクアートを始めて1ヶ月が経ちました。
出来上がったものを切り取っては、スマホのケースの中に忍ばせ、会う人会う人に配っています。
先週末も久々に会った大学時代の友達に渡したところ、「SNSで見たけど、なんか突然始めたなと思ったよ」と言われましたが、当の本人としては始まるに至る流れがあるんだよなあ、と思いつつ話すと長くなるのでその場では割愛。
ということで、ここでアルコールインクアートを始めたきっかけについて書いてみます。
きっかけ
時は遡ることコロナ最中の2021年。
STAY HOMEの空気ただよう世の中、じゃあ私は何をしようかと考えた時に、子供の頃好きだったものもう一度やろうと考え、絵を描くことにしました。
幼い頃から漫画やアニメがそばにあったこともあり、学校の休み時間にはそれらのキャラクターをせっせと描いて、みんなに見せるような子どもでした。
しかし、小学か中学の修学旅行のしおりに描いた絵に、何やかんや言われたことをきっかけに、パッと描くことをやめてしまいます。
中学高校になれば、部活動や勉強やら、別のことがその時間に入ってきていたため、特にまた絵を描きたい時思うこともありませんでした。
描くことをやめて、およそ10年後。ちょうど古くなっていたipadを買い替えたいと思っていたこともあり、合わせてapple pencilを買ってイラストを再び描き始めます。
今で一年と半年ほどになりますが、その間も素敵な出会いや出来事が起こり、楽しく描き続けていました。
が、ちょうど去年の年末あたりから、イラストを描くことが嫌になってきます。
自分が熱し易く冷め易い性格と分かっているので、飽きがこないよう、塗り方を変えてみたり、漫画を描いてみたり、色々試したものの、問題はそこではなく。
問題はiPad という道具でした。
この色違うなとか、ここの線が気に食わないなと思ったら、簡単に修正、無かったことに出来てしまう。デジタルの良さが一転、虚しく感じてしまう。
出来上がるものは自分の想像通りで、予想を超えるものはなく、しまいには描くことがルーチンのようになってしまい、あーこりゃーいかんなと思いました。
そこで、本当の原点に戻ろうと思い、まずは家にあるボールペンでお絵描きを始め、アナログ画材の良さに目覚めます。そんな中で、「そういや当時好きな漫画家さんが使っていたな」とアルコール性インクマーカーであるコピックマーカーを買ったのが去年の10月末。
以来、コピックマーカーを使って絵を描き続けているのですが、たまたまペンを販売しているコピック社のサイトをみていた時にアルコールインクアートの存在を知り、「なにこれ綺麗!やってみよう!」と年明けから始めたというわけです。
これが楽しい。
インクを垂らして、模様を作って、なんか違うなと思ったら、そこからさらに別のインクを垂らしてリカバリーしてみたり、
全然挽回出来ない時は、泣く泣くボツにし、何であの時余計なことしたのと悔しがったり。
やってしまったことを無かったことにはできない、前に進み続ける行為が、何ともじぶんの中にしっくりきました。
趣味はひたすらに自分と向き合う行為だと思っています。
自分、どういう人間なん?とひとり問いかけ続けています。その答えを見つけるべく、興味があるものをやっていった結果、周りから多趣味と言われるようになりました。
話はそれますが、96年生まれの友達たちは、趣味がないと言います。特に女性に多い。これって何なんだろうなと最近は考えています。
閑話休題
アルコールインクアートを通して気づいたことや考えたことは、ぼちぼち投稿していこうと思います。インスタも投稿してますので、よかったらみていってくださいね
今日はここまで
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?