見出し画像

不可能から大逆転の可能性を見つける簡単な方法。


人を違うことをすると何かと「そんなの普通無理だよ」「常識的じゃないよ」と、みんなと同じ方向に促されたりする同調圧力シリーズ。

でも、そんな風に狭い「常識」につい自分を押しこめてしまっているのは社会だけじゃない。自分自身も常にその作業を自分に対してしていないだろうか?

「いやぁ、もういい歳だから無理だよなぁ」
「私なんか才能がないからあんな風には絶対なれないわ」
「今はお金がないから無理・・・」

確かに、その時々にトレンド、王道なやり方、これをこうするとうまくいく!というものがあって、先人に倣うことには意味があり、倣うことでトレンドに乗っかってうまくいく、というのもアリだし、そこから完全に人生が開ける人がいるのも事実です。

が、考えた方がいいのは、
トレンドであるものはいつかトレンドが過ぎ去る、ということ。

そしてトレンドの移り変わりは時代ごとにペースが早くなっている。
だから、「今のトレンド」だけに全力で縋ってしまうと、一瞬その恩恵を受けられたとしても、あっという間に古くなってしまう、というリスクがあることを長い目で考えた方がいい。

音楽業界でも、何か目新しいものが当たるとみんなで一斉にその音楽性やらアレンジスタイルやらを追いかけ出す。
その度にみんな一斉にそのスタイルに合わせていく。

でも、それは長いスパンで続くものではないので、永久に新しいものを追いかけ続けないといけない。

私はそれが嫌で、「編曲もした方が儲かるよ!」「デモでかなりのクオリティでできてるんだからやったほうがいいのに」といろんな方に言われたのだが、やはりトレンドに左右されない「メロディ屋」を貫いてきた。
(オリジナル曲では結構自分でもアレンジしてますけどね。他の方用にはピアノ以外はやりません。)

なんだったら、「お金」というメリットも、トレンドと同じで「一時的」なものなんですよね。私的には。
だとしたら、本当に心から好きなことをやって結果的に「お金が付いてくる」というのがいい。「お金の為に」という順番で仕事をしたくない。

どう違うの?と思うかもしれないが、全然違う。
前者は投資で、後者は消費だ。エネルギーのね。

で、これがトレンドも同じことが言える。
「自分が好きでやってることがたまたまトレンディだった」
これは前者なんです。
これで売れたりしたら一番幸せなパターン。
なんだったら、やり始めた時はトレンドじゃなかったけど、自分がトレンドになってしまった。最高。

自分の中でそういう感じだったのかな?と思うのが、「難解な楽曲」という個性。

10代から、ベートーベンの影響を受けまくったせいか、難解で美しいメロディが大好きだった私。
J-POPでメジャーデビューを目指して頑張っていた20代前半、業界の方々にいつもいつも叱られていたのは、その難解さ、でした。
「しほりの曲はあまりに難しすぎる。誰もがカラオケで歌えないとだめだ」

本当に、たくさん言われてました(笑)
自分なりに結構努力もして、今は前よりシンプルでポップな曲も書けるようになっては行きましたが、「私は別に誰でも歌えるものを作りたいわけじゃない。選ばれし歌手じゃなきゃ歌えないものがいい。」
と、反抗期全開でした。

それが2009年に水樹奈々さんに初めて採用された楽曲がまあとても難解。その後も奈々さんや他のアーティストさんたちも続々超絶難解な楽曲を、採用して歌ってくださるようになりました。

その頃には、「ヒトカラ」が流行り、一般の方でもめちゃくちゃ歌の上手な人が一気に増えたので、20年前と今では「みんながカラオケで歌えるレベル」というのは、考えられないくらい飛躍してしまいました。

つまり、20年〜15前に私がいつも叱られていた「簡単な曲じゃないと売れない」は、すっかり古い話になってしまい、超絶難解系は、ちょうどその頃からアニメ・ゲーム音楽業界を中心にかなり席巻していました。
(今は、また違うトレンドが台頭していますが。)


まあこれはたとえ話の一つだったんですけど、そんなわけで、特に「今のトレンドだから」「みんながこうしているから」という理由で「それは無理だよ」と否定されるような類のものは、私の経験上、だいたいちょっと時間が経てば古くて使えなくなってしまうような一時的な「常識」と言えます。

そして、現時点でのトレンドや常識に当てはまらなくて、

みんなが「それは無理だ」「常識はずれだ」と言うことにこそ
チャンスがある!!!


だからこそ、それを熱心に続けて、ふっとトレンドが移り変わった時、好きで続けていると、ふとした瞬間に光が当たる時が来る。
その時には

「常識を覆す新しい個性!!」

と言われるわけです。
トレンドでみんなが一斉にやっているものと比べたら、もちろん、より衝撃度が高いよね。


みんなが「無理だよ」と声を揃えてあなたに異議を唱えることがあったら、ぜひこのことを思い出してほしい。
そして
「よっしゃ!逆転成功の糸口見つけた!」と喜んでください。


私も、アメリカに移住する!と宣言した時には
「日本人がアメリカで成功するなんて絶対無理だよ。
 誰も成功してないんだから。」

と良かれとアドバイスしてくださった先輩方もいらっしゃったりしたのですが

「そうか、誰もやってないんだったら私が一番目になれるってことだ!」

と逆に思いました。
(そこからの3、4年で韓国からはBTSが大ヒット、アメリカでビルボードチャートに載る日本人アーティストも出てきたりと、アジアにもより注目が集まっており、まだ私は全然ヒットには程遠いけど、少しずつより良い下地ができている、と、ポジティブ解釈しています。笑)

思ったようにうまくいかなくて心が折れそうになると、私もうっかりこの長年のポジティブ思考を忘れてたなぁ・・・と言うこともあるんですが、何度でも思い出せばいいんです。

そして、落ち込んだ時にこそ
その落ち込む理由に、チャンスが隠れていると言う!という目線で
ちょっと見てみてください。

ここからは私が私に言い聞かせます。

「もう若くないから無理だよね・・・アメリカでも若くないとダメって聞くしな」

「もう若くないにもかかわらず、こんな挑戦をしていくなんてかっこいい!!私ももっとできるかも!?」
と、もう若くないからと悩んでいる人たちの背中を押せる存在になれる可能性がある!!


「日本で仲間たちがどんどん成功してる中ですっかり第一線から外れちゃって取り残されてるなぁ・・情けないなぁ、焦るなぁ・・・」

「なかなかレアな経験をして今サナギだけどものすごいパワーアップの最中だから、今しんどいけどコツコツ今信じてるものを頑張って積み重ねて、アメリカで何か形になった時には、きっと日本の人たちにもこれまでより大きな感動を与えられる日が来る!!」


「もっと英語も歌も卓越してないと全然戦えない。」

「ネイティブじゃない私が今奮闘してるからこその、自分でもよくわからない魅力が新鮮で魅力的に映るかもしれない!!」


うんうん。
(自分に頷く。)

元気が出てきました。(笑)

とにかく、自分の「好き」に忠実に、がキーワードです。
トレンドとか常識って、外側の要因で、あなたではありませんから。

自分の好きに沿ったもので、情熱を持ってやれることであるのなら、信じて続けて行けば、必ずどこかで成果が出ます。

その道の途中で「トレンドじゃない」「常識的じゃない」と言われたら、さらに次の成功の可能性が高まる証拠だな!!

と解釈してください。
それはラッキーなお知らせです。
言った人が、もうちょっとした未来にギャフンと言います。


そんな風に、ぜひ、ご自分のやっていることを見てみてください。
いやあ、未来が楽しみですね!


さて、そんな風に自分を励まし励まし、ニューヨークでの試行錯誤を繰り返しているサナギしほり、ついにサナギを1枚脱皮したな、と感じることができた最新シングルが、今日発売になりました!!涙

iTunesやAmazon music、LINE musicなど世界中の配信サイトでご利用いただけます。

ぜひチェックしてやってくださいね♪


しほり。

New Single 「Perfect Imperfection」7/31、Bandcampでチャリティ発売中!!Bandcamp限定曲「Wonderful World」も収録!


DL販売で、料金は約210円(1.99ドル)からいくらでもお好きな金額を設定可能で、Bandcampでの売り上げは、性暴力、DV、児童虐待被害者をサポートする支援団体へ寄付させていただきます。

https://shihori.bandcamp.com/album/perfect-imperfection-wonderful-world
(下の方に日本語もあります!)
※ウェブトップページにて日本語選択可能。
※PC版では会員登録なしでDL可能。
※Androidでは、Bandcamp専用アプリにて直接DL、そのままデバイスでお聴きいただけます。※iPhone、iPadではデバイス直接DLはできませんが、Bandcampファンアカウントがあれば、iOS用 Bandcamp アプリ(無料)で全ての購入アイテムを、DLや同期が必要なくすぐにお聴きいただけます。
 ★ファンアカウントの作り方
※お支払いはPayPalかカード払いからお選びいただけます。

◼️8/7、Apple Music や Spotifyなど世界中のプラットフォームでデジタル配信開始!事前追加、ご予約は以下から!
https://ffm.to/shihori_perfectimperfection

【Lyric Video】



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?