仕事帰りに銭湯へ行けるとかマジ幸せ
仕事帰りバイクで走っていると、銭湯の前を通る。
最近、スーパー銭湯や少し高めの温泉へ行くことが多いので、いわゆる昔ながらの銭湯が少し苦手になっていた。
というのも銭湯って地元民が占めていることが多くて、昔に別のところの銭湯に行ったら、なーんかジロジロと見られて居心地が悪かった記憶がある。よそ者が来たぞ…みたいな。
それから銭湯に抵抗があって。
しかし、仕事帰りの疲労困憊で疲れ切ったときに、銭湯のあの暖簾を見ると「あ、久しぶりに行ってみても良いかも」という気になってきた。
Googleで調べると、サウナもあり水風呂もあるらしい。評判も3.2といったところだった(あーゆーとこの評価ってめっちゃ低かったりするから)
ということで、早出の帰りにさっそく寄ってみることにした。
とはいえ、めっちゃドキドキする…。
久しぶりだし、地元民がわんさかいてジーーーっと見られたらどうしようとか、変な心配ばかりしていた。
お風呂って身体も心も癒されるはずやのに、なぜか戦う前の緊張状態にいるような、妙な感じだった。
まず暖簾をくぐったら左右で男女に分かれてるけど、すでにどっちが女か男かわからん。
なんか難しい漢字で書いてあったけど、それをどう読んだら良いのかわからず悩んでいた。
よく見ると、靴箱に書いてる数字の色が赤色だったから、もしやこっちが女湯?と思い勇気を出して扉を開ける。
この時点で間違ってたらどうしようとかいろいろ思って冷や汗をかいた。ストレスを感じた(笑)
ずっとスマホをいじっている番頭のおばちゃんにお金を払って(510円)、着替える。
大荷物で銭湯に行ったからロッカーにコートやらバッグやらが入らない。次はもう少し軽装で行くとしよう。
あとは想像通りの銭湯だった。
子どものときに連れられて行った銭湯は、こんな感じだったのか?とか思いながら。
椅子がまず低くて小さい。明らかに子供用じゃないのか?と思った。洗面器も同じで何回掛け湯をしても身体が濡れない(笑)
まぁ小さい分軽いから扱いやすいけど、みんな椅子も洗面器も小さっ!って思わないのかな?
温度設定できるシャワーはない。
蛇口から出る水と、これは熱湯か?!と思うぐらい熱いお湯を、自分で良い塩梅の温度になるように混ぜて、掛け湯する。
客層は夕方というのもあったのか、おばあちゃんが多かった。もっと遅い時間帯だと、親子連れとか来るのかな。
私は髪の毛は洗わず、身体だけ洗って浸かる。
そしてサウナと水風呂を堪能した。
そうそう、そこの銭湯はサウナが意外に良かった。
というのも湿度がしっかりあるサウナで、ややミストっぽかったので、長く居られて苦しくない。
私がよく行くところは乾式のサウナで、身体が芯から疲れてるとけっこうしんどい。湿度大事。
髪の毛を洗っていないからすぐに出たし、髪の毛を乾かす必要もないから1時間もいてなかったかな。
ジロジロ見られ過ぎて居心地が悪いというのはなかったし(そもそもあまり気にしない年齢に差し掛かった)、シンプルに仕事帰りの疲れた状態での温冷浴はめっちゃ効いたし、幸せな気持ちになれた。
休みの日に行くのも良いけど、仕事帰りってのもまた別格ですね。
寒い日だったから湯冷めの心配もしたけど、血行が良くなったからずーっとポカポカ状態のままバイクで帰れた。
こんなにサクッと行けるならたまに仕事帰りに寄るのも良いなと思う。
と、ポカポカ状態で幸せな気持ちでバイク乗って帰ってたら踏切付近で一時停止してなくて(完全に私が悪い)青キップ切られた。事故処理中にグッと身体が冷えた。
また近いうちに、そしてグッと冷えた寒い日に行くとする。そんな銭湯の再デビューの話でした。
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