師走。言葉の通り私は物凄い速さで走っていて、そして転んだ。良かれと思ったことが全部ぜんぶ裏目に出た。月も太陽も寂しさを運んできて、涙がポツポツと降る。それでもなんとか家を脱出できれば、まるで普通に戻ったみたいに笑える。普段泳いでいないと死んじゃうけど、今は陳列棚に並んだ鮪なのだ。
画像1

この記事が参加している募集

今こんな気分

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?