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出産レポ~バースプラン100%達成~

こんにちは、こんばんは、詩帆です。

9月末に39週4日で無事出産することができました!!!(早くももう年が明け、産後3ヶ月も経ってしまいました。。。)
経産婦ということもあり早いお産を予想していましたが、
しっかり破水後12時間かかりました(*_*)

お産の兆候があったのは出産前日の23:15頃。
実家で夕食を食べた後、家族で映画でも観るかと、まったり『マスカレード・ナイト』をちょうど見終わったときでした。

2歳の長男は夕食後すぐ私の膝の上で眠っていて、そのままの姿勢で映画を観ていたため、さすがに足を崩したくなったので少し腰を浮かしたとたん、
「パシャッッ!!」とお腹で音がして一気に羊水が流れ出てきました。破水です。

「破水した!!!」と急に大声を出したので家族はびっくりしていましたが、慌てていたのは意外にも本人の私だけで、母親は「下着と大きめのナプキンどこにある?」と聞いてきたり、父親は「ほな車出すわ。シートにバスタオル敷いておけばええか?」と即座に外へ出てくれたり。
切迫早産と診断されてから約1か月間、いつでも破水する可能性があると覚悟してくれていたのか、と後になって感じました。

ただ、出産予定日があと少しだった為、埼玉にいる旦那がちょうどその夜、0時東京発の夜行バスで京都に向かおうとしていました。
出発直前の旦那には電話で「破水した」とだけ伝え、私は病院に向かいました。

予定日も近く、破水もしているためそのまま入院となり、分娩室のすぐ近くの部屋で陣痛を待ちました。このときベッドで横になりながら赤ちゃんの心音を聞くモニターをお腹につけていました。お腹が重くて仰向けになるのがつらく、少し寝返りをうつと滝のように羊水が流れ出てきて、腰回りがすぐビシャビシャになってしまい、ほとんど落ち着いて眠れませんでした。


1人目を出産したときは2020年の年末。コロナのピークを迎えていた時期で、ほとんど頭が出てきてから「旦那さん呼んで」とナースに言われ、出産の1時間だけ立ち会いをさせてもらえました。
夫婦ともに立ち会いは強く望んでいたので、少しでもさせてもらえて良かったのですが、私が特につらかったのは陣痛中です。そのときも23時頃に入院し、4時ごろ出産したのですが、ほとんど1人で陣痛に耐えていたので、初めての陣痛の痛さや怖さと戦うことがとても心細かったことをよく覚えています。

なので2人目のバースプランには「陣痛中から旦那に立ち会ってもらいたい」「旦那にできることがあれば、教えてあげてほしい」と書いていました。他にも「赤ちゃんが出てきて初めて体重を測るところを動画にとっておきたい」など書いていました。

しかし、既に破水してかなりの勢いで羊水が出てきているため、おそらく旦那が夜行バスで向かっている途中で出産を迎えるだろうなと。また陣痛を1人で戦うのか、とても残念だなぁと9割ほど諦めていました。

4時ごろ、定期的に陣痛が10分間隔を切るようになり、自分でテニスボールをお尻に押さえつけて痛みを逃しました。お腹の赤ちゃんに「もう少しゆっくり出ておいで~」と何度も呼びかけました。

8時ごろに旦那が到着!そのころには痛みに我慢ができず「フ―!フー!」と声が出るほどでした。でも旦那が出産までに間に合ってくれてよかった!ととても安堵したのを覚えています。
すぐにLDR(分娩室)へ移動し、そこから旦那もテニスボールを当ててくれたり、うちわで扇いでくれて本格的にお産が進み始めました。

本当に一気に進んで、また破水したので先生が来てくれて、いきみ開始。
この分娩台でパカーンと足を広げられるのが痛いのよ・・・
まさに骨盤が自動的に広げられて、自分ではない何かが体の中を旋回しながら突き進んでくるかんじ。胸から下がボロボロに砕けていくような痛み。
自分では叫ぶことしかできないと思っていたけれど、
助産師さんに「声出さずにフーウンのウンで息止めて!」と言われ、すぐに行動に移せました。フーと息を吐いてウン!と止める!!

すると頭が出てきた!
痛すぎて、またすぐにいきんだら・・・
へその緒に繋がった赤ちゃんがドゥルン!!と出てきたところが見えました!

11:18女の子が誕生しました・・・!!
元気にすぐに泣いてくれて、気づいた時には旦那は号泣してました(笑)

ホッとしたのもつかの間、胎盤やらなんやら、お腹に残ったものを出す処置をされたり、会陰を縫われたりするのが結構な痛さでした。
「いたぁ〜い!」と叫ぶと、
先生に「お母さんは赤ちゃん見ててくださいね~(*^_^*)」と言われて赤ちゃんがすぐ横まで運ばれてきました。
本当に、可愛い赤ちゃんを見ていると痛さを忘れるのです。これは科学的に証明されているのでしょうか、、、?

体重計で泣いている姿を旦那が動画で撮ってくれて、バースプランは思い通り完了しました。

もう夜行バスの到着を待たずして産まれるだろうと思っていたのに、赤ちゃんは私達の願い通り、お父さんの到着を待って出てきてくれたのです。

このように夫婦そろって出産の現場を体感すると、命の尊さがより強く感じられる気がします。
子育てはこれから長く続きますが、この瞬間はかけがえのないものとして、ずっと忘れずにいたいと思います。

コロナも落ち着いて、出産に立ち会える病院も少しずつ増えてきているかと思います。
これから出産を控えている旦那様は、ぜひ陣痛の辛いときから寄り添ってあげることをオススメします(^^)/

かなり長い出産レポになりましたが、ここまで読んでいただいた方はありがとうございました。今後もどうぞごひいきに、よろしくお願いします。









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