水曜日にちょっとの一息を。

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水曜日にちょっとの一息を。

Shiinaと申します。年間130冊本を読む27歳会社員のサブアカウントになります。メイン→https://note.com/shiina_y__8 平日の中間地点である水曜日に更新予定です。どうぞ一つの意見として覗いてみてください🕊

最近の記事

ペンギン・ハイウェイは女性軽視作品では決してない

「1番好きな映画は?」と聞かれたら迷うことなく答えられる。 「ペンギン・ハイウェイ」 この映画は2018年の夏に公開された。当時私は原作が出ていることを知っていたけれどそれを読むことなく、あの夏、映画館へ行き、そしてこの作品にどっぷりとハマった。 色の鮮明さ、絵の滑らかな美しさ、ペンギンの可愛さ、「昔クラスにこういう子いたかも」と思わせるようなキャラ設定、そして宇多田ヒカルのエンディング。映画だから感じる、視覚と聴覚から入る情報は私の心をワクワクさせた。それでも映画を見

    • 「好きなタイプは?」の模範回答〜「女らしさ」の正体は自分への投資

      「人は見た目じゃない。中身だ」という言葉は一体誰が言い始めたのだろう、とずっと考えていた。それを言い出した人は一体どんな人生を送った人なのだろう、と。 先日、異性の友人と夕食を共にした。気心知れている中で、私達はまぁまぁお酒も進んだ日にはよく恋愛トークをする。今はお互いフリーで惚気話も何もない状態、だから初心に戻って「どういう人を好きになるか」という中学生のようなピュアなトークをしたら、思いがけない方向へ盛り上がった。 彼は「女らしい人」の一点張り。髪がつやつやで、爪の手

      • マザコン彼氏と、彼の母親から学んだこと

        私の母親は「昭和の女」そのものだ。料理・洗濯・掃除・裁縫を完璧にこなし、家の中が乱れている日なんて記憶を遡っても一度もない。食事や挨拶は徹底的に指導を受けたし、学校の宿題に関しては目を光らされていてサボった日は1日もない。まだ幼かった私にとって母は絶対的権力者で、強く、格好いい大人の象徴だった。 そんな家庭で育ったためか、私はダラシない年上が心底苦手だ。年下・同学年なら許せるのに、たった一歳年上ということだけで、「どうかしっかりしていて欲しい」と強く希望を抱いてしまう。離れ

        • 休職を経て〜私達は誰も間違ってなんかいない

          周囲に伝えていないような話ですが、昨年の夏前に精神的負担を理由に休職をしていた期間がありました。人生で初めてと言えるほどのどん底を味わい、朝9時に会社へ出社しても過呼吸を起こし冷や汗ダラダラで早退する日々が続き、上司と相談した結果お休みをいただきました。 「心と体を整える期間」を手にした訳ですが、それを友人や家族に相談することがとにかく恥ずかしく出来ませんでした。20代後半にもなって、自身をコントロールしきれない不甲斐なさと、みんなが働いて生活しているその当然のリズムに乗り

        ペンギン・ハイウェイは女性軽視作品では決してない

          悩みを聞いてくれる場所はありますか?

          私は人の相談に的確な答えは出せません。話を聞いて、私の意見を伝えていいか確認してOKが出たら考えを伝えてみる。それしか出来ません。でもきっと相談することって答えが欲しいわけじゃなく、ただ聞いて欲しい、共感して欲しい、が主だと思っています。正直色々なことを言われても、その中から自分がその時欲しかった言葉を丁度よくピックアップするでしょう。例え正論だけど選択出来ないでいるAと、間違いだけど自分に寄り添っているBが並べられていたら、楽に選べるのは後者だから。 そんな私は悩みに直面

          悩みを聞いてくれる場所はありますか?

          別れの終着点で私達は強く美しくなる

          「失恋すると世界はモノクロになる」と一体誰が言い始めたのでしょうか。現実ではあり得ないのに、私もその表現には同感です。 去年の6月に初めて失恋を経験しました。約7ヶ月が経ち、ようやく前に進み、今はカラフルな世界で生きています。他の方のnoteを拝見したところ、「恋人と幸せそうな記事」よりも「失恋で苦しい記事」の方が気持ちが濃縮されている印象を受けました。世の中には「ハッピーな恋愛ソング」よりも「アンハッピーな失恋ソング」の方が圧倒的に多いそうです。それはきっと立ち直りが難し

          別れの終着点で私達は強く美しくなる

          読書って何の意味があるの?〜年間130冊以上本を読む会社員の考え

          私が小学生の頃、母が読み聞かせボランティアサークルのメンバーだったためか身近に絵本の存在があり、字を読むことに何の抵抗もなく育ちました。授業中同級生の視線を集めながらの音読の苦労はなかったし、受験科目の現代文に至っては勉強をした覚えがありません。日常的に本を読む習慣があり、図書館・書店は最高の暇つぶし場所。母の影響でその環境がある意味当然であったことは私の武器だと、今になって感謝しています。 そんな私は昨年の3月にkindle(Amazonの電子書籍を読む端末・そのサービス

          読書って何の意味があるの?〜年間130冊以上本を読む会社員の考え