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上海日本料理事情

私が住んでいる上海、2010年くらいには10万人を超える日本人が住んでいました。その頃をピークにコロナ禍に見舞われた2020年には3万5千人くらい、今現在では3万人を切っているのではないかと言われております。
年々日本人が減っていくのに反比例して上海の日本料理店は増え続け、様変わりしていっております。中国人の日本旅行がブームになり、「爆買い」のイメージがまだ残る中、上海では日本料理店も二分化し、一つは正統派日本食のお店で、日本の居酒屋的な、駐在員に好まれそしてその日本人につられて日系企業で働く中国人や本当に日本食が好きで日本の料理を知っている中国人が集う純日本料理店、そしてもうひとつは爆買いからの爆食の系譜を辿るなんかようわからんけどバカ高いなんちゃって日本料理店です。なんちゃっての特徴は派手な内装、コースメニューは日本円で約5万円から、創作料理と称したトンチンカンなメニュー、そして何より日本人客がいないw やたら宣伝するなどなど。
そういややたら目にする動画で顔にクマドリを施した日本人か中国人かわらん板前さんが寿司を握って出す瞬間にシャリがポロってカウンターに落ちるヤツが私のツボですw でもこれネタ動画では無くマジ宣伝動画なんですよね。動画お見せできないのが残念です。
最近の中国、上海でも不景気の風が吹き荒れています。でも意外とこういった訳のわからん料理店が生き残っていたりするのが上海七不思議のひとつですw

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