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骨付鳥で関係人口を増やしてみた。

―関係人口とは、定住者ではない、観光者でもない。けれどその土地に関わりを持つ人のこと。オンライン化により、離れていても地域とつながりを感じられるようになったし、「感じたい」と思っている人もいます。

今回は、関係人口がもっと関係を深めるための実証実験をやってみました。地元のことを広く知ってもらうために、あなたにしかできないことがある。ということが、この実験から分かります。

なんて偉ぶって書きましたが、地元・香川を離れている友人に、香川名物の骨付鳥を送ってあげただけですけどね笑。

TV番組『バナナマンのせっかくグルメ!!』で話題沸騰、僕自身も自社メディアで取材をさせていただいた、高松は兵庫町・寄鳥味鳥さんの骨付鳥です。

参考1:【高松】骨付鳥専門店・寄鳥味鳥さんインタビュー「兵庫町商店街で、地元民と出張で来られる方の拠り所に

参考2:【骨付鳥をお取り寄せしてみた】「寄鳥味鳥オンラインショップ」で若どりをオーダー&実食レポート!

その男、ギースに寄鳥味鳥さんの骨付鳥を送ってあげたのは、2度目。

キャンプで骨付鳥は新しい! 焼く焼くぅ。楽しそうに焼いている姿を想像すると、送った僕も嬉しくなります。

その男、ギースは、まぎれもなく香川県の関係人口です。しかしながら、僕が送るまで、寄鳥味鳥さんのことを知らなかった。(僕自身も、去年Uターンして初めて知りました。ああ、恥ずかしい)

骨付鳥については、元祖のお店があまりにも有名すぎて、「骨付鳥=ここ」という認識があまりに強かったんですね。

初めてその男、ギースに寄鳥味鳥さんの骨付鳥を送ってあげたとき、彼は

「優勝!」
「ここの骨付鳥の方が好きだ!」

と、喜びの声を語られておりました。優勝って…。

まあともかく(笑)、関係人口は、地域との関係を見事に深めました。実験成功でございます。

で。本記事でお伝えしたいのは、「地元出身の人間ですら、知らないことはいっぱいある」ということなんです。まして、地域の外の人間は、いくら興味を持っていたとしても、知らないことだらけです。

知らせなきゃ、知ってもらえないことがある。知らせたら、知ってもらえることがある。

僕は東京で13年暮らしましたが、僕が香川県出身だと知った人から聞かれる質問 不動の第一位は「香川県民って家でうどん打つんでしょ?」でした。

→「打つかい! しょっちゅう食べるけど、家で打つまではしません!」(ああ、このやり取り何回しただろうか)

と秒速でツッコミを入れつつ、「うどん以外にも骨付鳥っていう名物があって〜」という話を、よくしたものです。僕が20代の頃、首都圏ではまだまだ、香川の骨付鳥は知られていませんでした。

あなたがあなたの地元にいて、当たり前に思っていること。当然身の回りにあるもの。こういったものを外に向けて発信してみたら、それだけで関係人口が増えるわけですよ。

その男、ギースはいま関東で暮らしていますが、彼を通して香川県の魅力を知る人だって、きっといることでしょう。

知らせることは、あなたにしかできない、立派な地域活性化です。とっても価値のあることだと思いませんか? 

知らせましょ? どんどん、知らせましょ?

僕はあなたの地元の名物・名所・風習・文化、知りたいです。そんな人が、日本中にいっぱいいると思います。

今日はそんなところで。


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