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素敵!

年を惰眠によって跨ぎ、今年も変わらぬことを体現してはそれでも眠気の抜けぬ僕である。よって初夢は二度寝によって質の低下したそのレム睡眠の仕業により大笑いした肥えるに肥えた僕が鳩尾に落下し呼吸困難に陥った結果”ばっ”と布団より飛び起きた最悪な物となっている。しかしやはり冬にいて僕はうつつ寸前、夢に戻るような生活をしており、あれは現だった、と樋口師匠もびっくりの手品をみせては、また惰眠のような文章を今日もひとつ書き上げるつもりの僕である。

鹿田です、よろしくね。

「今年こそは」

そんな陳腐な魔術はしかし確かに鹿田の背中を後押しし、ま年明けにしばしためた文章欲を消化するかと思い立った次第である。明日の仕事がゆっくりなこともあるし。
とはいえ今日の記事は禁酒にて綴る。なぜかと問われればその答えはみなさんの想像に難くない。年末年始飲み尽くして疲弊したからである。それがあっての惰眠である。過飲は粗悪で上質な眠りを提供する。運動不足でもある。それらを怠惰にかき集めた今年の僕は、また一段と質量を持った。

てな訳でまず指先より運動に勤しむ。何事も計画的にである。ひとつひとつクリアしていく実感と達成感の積み重ねこそが着実なゴールへと導く。…その達成にかかる時間など気にしない。

また麻雀の話になるが(夏バカ鹿田は最近良く麻雀を語る)来週末にはサクラナイツのパブリックビューイングも控える。場所は池袋とのことで、胃袋と麻袋の区別もつかぬ僕であるが、前回同様サクラ(さくらではない)な友と2人でいくので心強い。池袋で訛になまった言葉で「さくらさくら」と季節外れの言葉を放つ細目で中肉中背の男がいたならば僕であるので、そのときはそっとしておいてほしい。サクラナイツファンであるなら是非声をかけてくれ給え。

今回はパブリックビューイングということで時間帯は”夜”!ということになり、よってその日の夜は東京に一泊する手はずとなっている。もちろん試合後の熱を胸いっぱいにためて、ためたまま飲み屋に流れては語り合い、あとはどこか宿を取って昼間で寝てはまた愛しき福島に帰宅する。

出不精代表を語っていた僕は夏には虫に導かれ、冬には”さくら・・・”に導かれてアチラコチラと夏虫のように光に導かれてはまたそれを求めて、素敵に1年を過ごせるようになった。

僕に季節は2つしかないと常々語るが、それも去年からは夏と冬から、春と夏の二季と成り代わったのである。なんて素敵な寓話であろう。

好きは素敵に導く。

とはいえぐうたらぐうたらと新年を迎えても過ごすには変わらぬぼくであるので、寓話だかぐうたらだかわからぬも真実。
また1年記事を好きなだけ書き上げては得意の文章エゴによってにたりと笑い、僕の素敵は本当に素敵であったのか、今年の年末に報告できたらいい。

てなわけで、またね。







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