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作曲のきっかけ、その4

最近ではありがたいことに自分の意志で書く作品以外にも
委嘱作品の依頼も増えて年に五曲以上作ってます。
慣れて来ると他にも色々な事に気付いて来ました。

まず、こんな私の作曲でもファンになってくれる方々がいて、生徒のKさんはレッスン中でも殆ど私の曲しか弾かない私にとって貴重な方。
これがまたありがたいだけではなく、レッスン中にもアナリーゼしてますし、話していると次のアィディアが浮かぶ事も多くなってきました。
自然と彼女に献呈する曲も増えて来ます。やはり書いた曲が良いと言って貰えるのが一番の励みになるのだなぁと実感。

ある日、現代ギターのレッスンに行くのに椎名町から歩いていたら、気が付くと鼻歌で何かのメロディーを歌ってます。
メロディーだけではなく、ハバネラのリズムやハーモニーも聞こえてます。
「はて?これは何の曲だったかな~?」と考えていたら、ふと気が付きました!「まてよ、これオリジナルでは?」でも書き留めるものも無いですし
レッスン時間も迫ってきています。思い付いたのが携帯の録音機能。
まるで歩きながらカラオケの練習しているおじさんの様に歩きながら歌って(とても怪しい行動ですね)録音しました。

無事に現代ギターに着いてレッスンを始めましたが、先ほどの曲が気になってソワソワしています。ようやくレッスンの合間になり、紙と鉛筆で聴きながら自分の曲の耳コピーを始めました。
書きあがってみると、自画自賛ですがオーソドックスな中々良い曲でした。
こんなこともあるのだなぁ!と不思議な気持ちに。

その時出来た曲がこれです。


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