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ミッシェルはもう聴けない(下)

禁断の実。それは岡村ちゃんだ。以前、フォロワーさんに何人か元ベイベが居たことにびっくりしたが、刺さる人にはたまらないと思う。 出会いは意外なほど爽やか。 入口は「愛はおしゃれじゃない」と言うbaseball bearの小出くんとの曲だ。 メロディも爽やかで、歌詞はくすぐったく恋心を歌っているのにちょっとキモい。 「唇」を「くでぃびう」と歌っていて、笑ってしまいながらもなぜか何度も聴いてしまった。 もともととことん掘り下げる性格のわたしは、興味を惹かれて他の曲も聴きにいった

    • ミッシェルはもう聴けない(中)

      30歳。 アベフトシが死んで、わたしが淡く夢みていたミッシェル再結成は叶わなくなった。 かといって、チバ、キュー、ウエノそれぞれのバンドを追う熱量はなくしていた。 あんなに好きだったゆら帝の坂本慎太郎も追わなかった。 育休中何をしていたかあまり覚えていないが、目の前のことに必死だった。ぱわわっぷ体操はめちゃくちゃ踊った。まだほとんど歩かない子を連れて、毎日公園に行った。 とにかくこれからまた仕事復帰するんだから、今は最高にお母さんらしくいたいってずっと思っていた。 冬がき

      • ミッシェルはもう聴けない(上)

        元来わたしはひねくれ者で、みんなが好きなものは好きではなかった。 音楽がとても好きで、一番古い記憶は、おとんの車の中で常にかかっているビートルズで。今でも大好き。 小学校高学年からFMにハマり、J-ポップの虜になった。 中学校では、コンパスで机に大好きな歌詞を刻んで叱られた。 今でも覚えているし、大切にしている。 「終わりある人生 一番大切なことは 愛する人に愛されてるかどうかということだ」 高校ではバンドを組んだ。 ビートルズ、プリプリ、ジュディマリ。 上手くなか

        • わたしが書く理由

          (更新休止しているブログからの記事に、加筆修正しています) わたし、小さい頃から、文章を書くのが大好きな子でした。 本を読むのも、文を書くのも大好きで…。 ほら、いるでしょ?文章書かせたら、人が変わったみたいにいきいき書いて、文集に載る子。あのクチです、わたし。 でも高校くらいから、勉強やバイト、クラブが忙しくなってしまい、遊びまわって、本を読む時間はなくなりました。 かわりにマンガをよく読んだー❗️ それも無駄じゃなく、わたしの栄養になりました😁 そしてわたしは、

        ミッシェルはもう聴けない(下)