私に「行きつけのバー」があったことがない理由
たまたまバーで隣に居合わせた方曰く「行きつけのバーを探す中で、ここを見つけたんですよ」とのことだった。
行きつけのバーを探す、だって? 私には「行きつけのバー」というものがあったことがない。常連などとという言葉にも縁がない。そわそわする。なぜならこういうわけだからである。
そのバーに行くのは2回目だった。前回は紹介してくれた知り合いの方などと4人だったが今回は1人。店内でどう振る舞うのが正解なのかということに私は気を配っていた。初対面である。丁寧に、でも明るく。周りの関係を邪魔しないように。でも気を使わせないように。こういったランダムに人が出入りする場所で「周りが適切だと思う」ように存在するためには、その場の雰囲気を掴むまではかなり緊張度が高くなる。
周りの人にどのくらいフレンドリーにするのが良いのか。例えば全くの初対面の席にでも入って行くことはできる。ただ望まれないとなれば単なる不審者である。素の私は周りのことなど気にせず単に趣味の合う人と少人数で気の済むまで話すか一人でいたい人であり、別に誰彼構わず話しかけたいわけではない。
「こういうところ、どうやって存在してたらいいか、居たらいいか分からないんです(笑)」と、ご一緒させていただいた方にこぼしたところ、
「大丈夫、今ちゃんと存在してますよ(笑)」と言ってくれて、それで私は安心して飲むことができたのだった。ありがたい。この安心感を自分で持ち続けられたらいいよね。
先日、以下のnoteを投稿した後、そんな会話をしたことをふと思い出した。そうか、私がどこかにい続けたり人と関係を作っていくことが苦手なのは、"存在すること"が苦手だったからか。
私の一番得意なことは文章を書くこと。文章の上でなら私は必ず存在している。noteは感情や記憶の備忘としての側面も強いけれど、こうしてネットで書く以上当然発信活動でもある。
今の私は今後の仕事について模索している状態だが、まずは一番得意な文章での発信をもっと意識的にしていこうかな。そう思っている最近です。
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