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大阪蘭州ラーメン探訪 1軒目〜5軒目

蘭州とは中国内陸部、甘粛省にある都市のことだそうですね。

その蘭州市の名物である「蘭州ラーメン(蘭州牛肉麺)」を出すお店を、最近大阪でもちょくちょく見かけるようになりました。日本で広く食される所謂「ラーメン」とはかなり趣が違いますが、あっさりしたスープが大変美味しく、さほどラーメン好きでもない私がホイホイ喜んで食べる数少ないラーメンです。

さて、能書きはこれぐらいにして、大阪市内で食べられる「蘭州ラーメン」をレポートしてみましょう。

一軒目:天神橋筋商店街「一品居」

こんな店構え

お店の周辺には中国内陸部独特の強烈なスパイス臭が漂います。この香りに免疫がないとちょっと厳しいでしょうね。

店員さんは全員ネイティブかな。お客さんも故郷の味を求める中国の方が多く訪れるようで、西域のエキゾチックな雰囲気が味わえます。

職人さんが麺を打ってるところ

職人さんが店内で麺打ちしているので、時々「ダン!」と凄い音がしますが、この麺がツルツル&シコシコでとても美味しい(=゚ω゚)ノ

艶々の麺
スープに大根が入っているのが蘭州牛肉麺の特徴

牛肉スープもラー油と山椒がいい塩梅できいています。(見た目ほど辛くはありません)

この一杯で私は蘭州ラーメンの虜に😆

二軒目:せんば心斎橋筋商店街「功夫蘭州ラーメン」

こちらもスタッフは全員中国の方

功夫(カンフー)は広東省(香港やマカオなどがある沿岸部の省)周辺の中国武術の名称なので、蘭州ラーメンの屋号で「カンフー」を使うのは、日本で言えば「ソーキそば どさん子」みたいな感じ?
いや、別にいいんですけど。

こちらも店の内外から麺を打つ様子を見ることが出来ます。

麺打ちを見るのって結構楽しい

麺の種類が豊富でなんと10種類の中から好きな麺を選ぶことが出来ます。

私は刀削麺を選択

スープの見た目はこってり&真っ赤っかですが、やはり蘭州ラーメンらしいあっさりしたお味でほどよくピリ辛。

超スパイシーな羊串

サイドメニューの羊串はラーメン以上に独特のスパイス臭あり。見た目によらず柔らかくジューシーで、ビールが欲しくなること請け合いです。

三軒目:千日前「一天一麺」

「一天一麺」は中国語で一日一麺の意味です。
この記事書くのに改めて調べてみると、なんと現在は閉店していることが判明。

青島ビールとともに

程よく山椒が効いていて麺はモチモチでした。

千日前店の閉店は残念ですが、神戸三宮にも店舗があるようです。

四軒目:難波「周記」

住所は難波ですが大黒町が最寄駅になります。

ベアーズの近所にあります

ここもご多分に漏れず、免疫ない人は入るのを躊躇するほどの強烈な香辛料の香りがしてきます😅

現地のローカル食堂のような店内(行ったことないけど想像で)。お客さんもやはり中国語を話される方が多いですね。旅行気分でお食事。

パクチーは天敵なので絶対入れません
麺の筋にスープがよく絡みます
独特のスパイス臭がクセになる羊串

あっさりしたラーメンとスパイシーなお料理のバランスが良いな。

五軒目:高津「甘蘭牛肉麺」

お店の外観
店内の様子

これまで行った中では一番小綺麗なお店。蘭州ラーメンを出すお店にありがちな、強烈なスパイス臭はなく、メニューには羊串もありませんが、初心者向けには良いと思います。

あっさりしたスープが特徴の蘭州ラーメンですが、ここのは特にあっさりしていますね。
あっさりし過ぎてもの足らないようなら醬(正式名称わからず)をもらってスープに混ぜるとコクが増します。

2021年〜2022年で実食できた大阪の蘭州ラーメンは以上です。
新たに見つけたらまたレポートしますね〜。

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